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2月, 2024の投稿を表示しています

江戸川橋のギャラリーを巡り赤城神社に参拝する

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( 某日。 所用で午後に外出する。外出ついでに久しぶりに江戸川橋あたりのギャラリーを巡ることにする。展示内容を調べることなしに。 久しぶりにPink Floyd, Wish You Were Here を聴きながら。 江戸川橋駅で下車し、まずは WATINGROOM に行く。 開催中だったのは三宅砂織 個展「 Nowhere in Blue 」。「サイアノタイプの新シリーズと、その思考を反映させた映像作品を初めて発表」とのこと。 サイアノタイプとは「鮮やかな青色の発色を特徴」とし「日光で感光させる」「鉄塩の化学反応を利用した写真技法」「写真における古典技法」とのこと。 映像作品など。 ギャラリーを出る。 hiromart gallery まで歩く。思いのほか距離があった。 開催されていたのは、滝口かりん 個展「  人工光と幻 」。撮影禁止なので画像掲載ははし。ペインティング作品の展示で、撮影禁止なのは近年珍しい。尋ねなかったけれども理由があるのだろう。 ギャラリーを出て、 Gallery Field に足を延ばす。蕭 月華 (Shiao Yueh Hua) 個展「 -Wonderland- 」を開催していた。河豚 (ふぐ) が描かれている作品が多い。「フグ/ FUGU」は、発音は中国語の「福/FU」とよく似ています。私の作品を通して皆様に「幸福」が訪れますようにと願っております。二年ぶりの東京個展です。」とのこと。 台湾の作家で、初めて来日在廊されているところだった。 金潜紙、銀潜紙、岩絵具。 作家さんが河豚を可愛いので好きだと仰っているのに、自分は「河豚、美味しいですよね。食べたくなりましたよ」と言ってしまう。てっちり、てっさ、唐揚げ。 Gallery Field のギャラリストさんに「展示のことをご存知で来られたのですか」と聞かれたので、エントリー「 『高橋亜弓・ただあやの・中島綾美 三人展』をGallery Field で観る 」にある三人展について触れて、近くまで来たのでギャラリーを思い出し展示内容は知らずに立ち寄ったことを伝える。 ギャラリストさんによると来年また同じ三人で三人展を行うことが決まったようだ。「ようやく3人のスケジュールを調整することができました」とのこと。上記エントリーで記したようにとても良い展示だったので来年の展示も楽しみに待つこと

大片付けをして合間に読書をする

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( 某日。 ある部屋を、大掃除ではなく大片付けする。部屋にあるもののほとんどを処分する。 書籍は数百冊処分する。PC関連の機器は担当部署に処分をお願いする。10年以上見ていなかった紙書類が大量に出てくる。何故取っておいたのがわからない。おそらく捨て忘れだろう。その時その時で捨てていればこういうことにはならないのだが。 音楽をかけながら大片付けをする。 Kenny Wheeler, Lee Konitz, Dave Holland, & Bill Frisell, Angel Song など。 StockVoice で東京の株価市場マーケットの様子を見つつ。  部屋が埃っぽくなり窓を開けて換気をする。 片付け作業を一定時間やったら長めの休憩時間をとる、ということを繰り返す。珈琲やホットココアなどを飲みながら、休憩時間に読書をする。 Mahzarin R. Banaji, Susan A. Goldman, et al. (eds),  Navigating the Social World: What Infants, Children, and Other Species Can Teach Us  (Social Cognition and Social Neuroscience) (Oxford University Press, 2013) 5.7 On the Developmental Origins of Differential Responding to Social Category Information 5.8 Building a Better Bridge 5.9 Is Gender Special? 5.10 Does Your Infant Say the Words "Girl" and "Boy"?: How Gender Labels Matter in Early Gender Development 5.11 Bringing the Cognitive and the Social Together: How Gender Detectives and Gender Enforcers Shape Children's Gender Development 5.12

読書をし詩集を買い犬と戯れ料理を作る

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( 某日。 定期的にお邪魔するお宅に午後伺う予定がある。午前中は読書、音楽・youtube鑑賞、作業、で過ごす。 Carla Bley, Andy Sheppard & Steve Swallow, Life Goes On  (2020) を聴く。 Mahzarin R. Banaji, Susan A. Goldman, et al. (eds),  Navigating the Social World: What Infants, Children, and Other Species Can Teach Us  (Social Cognition and Social Neuroscience) (Oxford University Press, 2013) 5.3 Essentialism: The Development of a Simple, But Potentially Dangerous, Idea 5.4 Generic Statements, Causal Attributions, and Children's Naive Theories 5.5 From Categories to Examplars (and Back Again) 5.6 Bridging the Gap Between Preference and Evaluaiton During the First Few Years of Life を読む。 千葉成夫「 増補 現代美術逸脱史 1945~1985 」(ちくま学芸文庫, 2021) を読了する。 好天の下、外出する。お宅近くのスーパーマーケットでパートナーと待ち合わせの予定。その前に古書店に寄ることをパートナーに伝えると、もし 茨木のり子 の詩集があれば買ってきて欲しいとの返信がある。探していることはエントリー「 古書店で白村玲子個展を観て別の古書店で詩集を探す 」でも言及している。未だ見つかっていなかった。 今日は古書店に2冊あったので2冊とも購入する。 茨木のり子「 倚りかからず 」(筑摩書店、1999) 茨木のり子「 歳月 」(花神社、2007) 後者の詩集について、古書店の店主さんによると、花神社は廃業しているため、詩集への需要に対して供給が少なく入荷するとすぐに売れてしまいます、と

処分しないように1年間着なかったシャツを着る

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( まとめて某日。  Autechre, Confield などを聴く。 冠婚葬祭用の衣類を除き、1年間着なかった衣類は処分するというルールを作っている。 1年着ないということは、着ようとはしない、着たいという思いが湧かない服と解釈して処分する。衣類に関しては「身に付けない」ということは「必要ない」ということを行動で示していると解釈して躊躇なく処分することにしている。例えばニューバランスの靴は何足も処分している。あるいは1年間使用しなかったバッグをいくつも処分している。 なぜ1年なのかには特に強い理由はないけれども仮に2年にしてもなぜ2年なのかについて特に強い理由はないからどこかで恣意的にルールを決めるしかない。 書籍については、買ってから1年以内に行動の点では読んでいない、積読のものがあるけれども、全てを「必要ないもの」として古書店に買い取ってもらうわけではない。買い取ってもらうものもあれば所有しておくものもある。 エントリー「 毎日ほぼ同じ格好をしている 」で記したように、シャツは好きなのだが身につける頻度が年齢とともにどんどん減っている。どうしても同じ季節に着る薄手のメリノウールカットソーと比較すると着ていて身体に負荷がかかり疲れるからだ。 それでも処分するには惜しいくらいには好きなものを残してあるので、そろそろ着ずに1年間経ちそうなシャツ群をこの2週間くらいでまとめて着ることにした。 1年間着ないで終わりそうなロングスリーヴシャツが7つある。うち白いものが5つ、黒色が2つ。いずれも2015年前後に購入していると思う。生産終了のものもある。 白シャツ。 1LDK のオリジナルレーベルであるUniversal Products のものを2つ持っている。生産終了している。 Digawel の Standard Shirt が1つ。 外苑前の個人店 Circle of Circus のオリジナル Circus of Happiness の 高番手タイプライターシャツ が1つ。 現在販売中のもの は価格が少し上がっている。 The North Face の Unlimited Shirt Collection 中 Science of Movement Oxford ボタンダウンシャツを1つ。生産終了のようだ。 黒シャツ。 Individualized Shir

カマキリに出会い、もりさこりさ 個展を観る

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( 某日。 午後に横浜で用事があり、昼過ぎに外出する。 人身事故の影響で電車が遅れている。それでもいつもより多少時間がかかった程度で到着する。 無事用事を済ませる。 帰り道、ふと目を下に向けるとそこまで大きくないカマキリがこちらをじっと見ているのに気づく。巨大なものが近付いてきたので動きを止め固まったのだろうか。あるいは威嚇姿勢に移行しようとしているのだろうか。 しばしカメラと睨み合ったあと、カマキリとお別れをしてまた歩く。 Nobukazu Takemura 竹村延和「 ソングブック 」を聴きながら。 電車で移動する。渋谷駅で下車してウィリアムモリス 珈琲&ギャラリーに入る。モカを飲みながら、店主さんと年齢を重ねていくことにまつわる諸事についていろいろと話す。いつもありがとうございます。 下北沢に移動して 下北沢アーツ に向かう。 開催中の もりさこりさ 個展「 ムード・インディゴ 」を観る。 ギャラリーはガラス張りで通りに面しており、日中は外光が惜しみなく入ってくる。ギャラリーの強みだろう。今日は好天で、用事の前、明るいうちに観ようと思えば観ることができたのだけれども、何となく夜の方が、人工的な光の下で観た方が良いのではないかと感じたので、この強みにも関わらずわざわざ日が暮れてからギャラリーにお邪魔したのだった。 ギャラリストの方にそのようにお伝えすると、作家も昼に外光が差し込む中で観るよりも夜に観る方を気に入っているそうです、とのことだった。 ギャラリーを出る。移動して古書店を見るも購入せず。 カフェでコーヒーを飲みながら千葉成夫「 増補 現代美術逸脱史 1945~1985 」(ちくま学芸文庫, 2021) を読む。 バーに立ち寄りパートナーと合流する。いつもより杯数多めに飲んでいつもより遅く帰宅する。 マグネシウム (にがり顆粒 2g) を摂取。 就寝。 ************ 5:30 起床。 N Y 市場終値をチェック。   グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。   シャワー。   大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆  20g 、 260ml 。飲みながらメール、 読書。   Mahzarin R. Banaji, Susan A. Goldman, et al. (eds),  Navigating the

続いて青山 Spiral で展示を2つ観る

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( 某日。 エントリー「 続いて福田笑子 個展を会期前に観てしまう、など 」の続き。 まだ観る。Maho Kubota ギャラリーを出て青山通りを渋谷方面に歩く。 鈴木正人, Unfixed Music を聴きながら。 Spiral に入り開催中の2つの展示を観ることにする。 まずはグループ展「 キオクハトキカ 」。出展作家は関根直子、手塚愛子、松原健、保井智貴、袴田京太朗、の諸氏。「この情報量過多の時代に誰かの記憶に残るような展示をしたいというギャラリーの趣旨で集まった5人のアーティスト作品展」とのこと。「ギャラリー」とは、本展主催の恵比寿にある MA2 Gallery のこと。 敬称略。 手塚愛子 関根直子 異なる系列の作品それぞれ1点ずつ 続いて 黒山真央 展「 よそはよそ、うちはうち 」を観る。「SICF23(第 23 回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)」EXHIBITION 部門 受賞者。 家系・家族・家業・家長・母系などにまつわるつながりやしがらみをモチーフにした作品群。作品タイトルも「血脈の愛」だったり「囚 <囚われ>」だったりする。 さすがに疲れたのでSpiral 2階、ガラス張りで青山通りを見下ろすことのできる場所に置いてある椅子に座りしばらく休憩する。忙しく歩く人たちをぼんやりと見る。 Spiral を出る。もう1つギャラリーを観ようと思っていたのだが感覚が疲弊して麻痺してきたので帰宅することに決める。 帰宅。 16:30-17:00  第二食。自炊。ビタミン C (L- アスコルビン酸   1.5g 程度 )  を摂取。 感覚を休める。 マグネシウム  ( にがり顆粒   2g )  を摂取。   C oconut oil pulling 、軽 くストレッチ と腹式呼吸、早めに就寝。 )

続いて福田笑子 個展を会期前に観てしまう、など

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( 某日。 エントリー「 続いて多田恋一朗 個展、小笠原美環 個展を観る 」の続き。 Maho Kubota Gallery を出る。 キリンジ「 ペイパー・ドライヴァーズ・ミュージック 」を聴きながら。 近くにある 青山熊野神社 に立ち寄り参拝する。神宮前・北青山の総鎮守。 境内の中にある金木犀の木が満開で金木犀の香りに包まれる。しばし滞在する。 そのまま外苑前駅方向に歩き通りから  Orie Art Gallery を覗くと、何やら素敵そうな立体物が天井から吊るされているのが目に入る。 ギャラリーに入ってみる。誰もいなかったけれども何の疑問もなく作品を観始めてしまう。観ていると奥からギャラリストさんが現れたので挨拶をする。設置は終わっているけれども会期開始前のスペースに入ってしまったようだ。とても親切なギャラリストさんの計らいで会期前だけれどもじっくりと観させていただき、作家についてのお話も伺う。 ありがとうございます。ご迷惑おかけしました。 観たのは会期前の 福田笑子 個展「 ねじれを編む 」。 ギャラリーの文章から引用。 「福田笑子は、古来より器として人々がかたち作ってきた「籠」から着想を得、しなりのある線状の素材を手で編むことで彫刻的な作品を制作しています。  透明で柔軟性の高い素材を軸に、白い糸による強いスパイラルを伴う編みを加えることで、形態は時に巻かれ、時に反りかえり、曲線的で柔らかなフォルムを生み出します。 本展では、ねじれの構造をもつ「交差螺旋」や、うねるような線の動きを表現した「輪郭をなぞる」など、 2021年以降の作品の展示によりその変容を探ります。」 とても良い。購入したくなったけれども、会期前であること、新しい生活のこと、上から吊るして最良の仕方で鑑賞する空間が自宅にはないことを考えて購入せず。 初めて知る作家。今回の個展は近作の展示だった。最新作の個展が来月都内別の場所で開催されるようで、そのDMをギャラリストの方から頂戴する。行こう。 ご迷惑おかけしたけれどもギャラリーに入って良かった。 こちらで作家による個展についての説明を読むことができる。 https://www.fukudashoko.com/file/fukuda115.pdf ギャラリーを出て青山通りを表参道駅まで歩く。 Maki Gallery に立ち寄り開催中の