続いて福田笑子 個展を会期前に観てしまう、など
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某日。
エントリー「続いて多田恋一朗 個展、小笠原美環 個展を観る」の続き。
Maho Kubota Gallery を出る。
キリンジ「ペイパー・ドライヴァーズ・ミュージック」を聴きながら。
境内の中にある金木犀の木が満開で金木犀の香りに包まれる。しばし滞在する。
そのまま外苑前駅方向に歩き通りから Orie Art Gallery を覗くと、何やら素敵そうな立体物が天井から吊るされているのが目に入る。
ギャラリーに入ってみる。誰もいなかったけれども何の疑問もなく作品を観始めてしまう。観ていると奥からギャラリストさんが現れたので挨拶をする。設置は終わっているけれども会期開始前のスペースに入ってしまったようだ。とても親切なギャラリストさんの計らいで会期前だけれどもじっくりと観させていただき、作家についてのお話も伺う。
ありがとうございます。ご迷惑おかけしました。
「福田笑子は、古来より器として人々がかたち作ってきた「籠」から着想を得、しなりのある線状の素材を手で編むことで彫刻的な作品を制作しています。
透明で柔軟性の高い素材を軸に、白い糸による強いスパイラルを伴う編みを加えることで、形態は時に巻かれ、時に反りかえり、曲線的で柔らかなフォルムを生み出します。
本展では、ねじれの構造をもつ「交差螺旋」や、うねるような線の動きを表現した「輪郭をなぞる」など、
2021年以降の作品の展示によりその変容を探ります。」
とても良い。購入したくなったけれども、会期前であること、新しい生活のこと、上から吊るして最良の仕方で鑑賞する空間が自宅にはないことを考えて購入せず。
初めて知る作家。今回の個展は近作の展示だった。最新作の個展が来月都内別の場所で開催されるようで、そのDMをギャラリストの方から頂戴する。行こう。
ご迷惑おかけしたけれどもギャラリーに入って良かった。
こちらで作家による個展についての説明を読むことができる。
ギャラリーを出て青山通りを表参道駅まで歩く。
Maki Gallery に立ち寄り開催中の多田圭佑 個展「phantom emotion」を観る。
「残欠の絵画」シリーズより。
見応えがある。
ギャラリーを出る。
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