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3月, 2023の投稿を表示しています

癌 単細胞生物 多細胞生物 細胞生存戦略 The Cancer Code (5)

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( 某日。 承前。 Jason Fung, The Cancer Code (Harper Wave, 2020) を読む。「 癌 単細胞生物 多細胞生物 細胞生存戦略 The Cancer Code (4) 」の続き。 証拠、続き。 個々の競争と生存という機能を高める単細胞生物の遺伝子は、まさに多細胞生物内で癌を引き起こす遺伝子である。 “Unicellular genes that enhance competition and survival are precisely those genes that cause cancer in multicellular organisms ” (p. 251; emphasis in original). 癌において最も顕著にかつ一貫して正常な機能が破壊されている遺伝子は、単細胞生物から多細胞生物への移行期を示す遺伝子、多細胞生物に必須の多細胞間での協働向上の原因となる遺伝子、である。癌変異の数のピークは、単細胞性と多細胞性の交わるところにある。 “The genes representing the transition from unicellular to multicellular life… were the most consistently and noticeably disrupted in cancer. These were the precise genes responsible for enhancing intercellular cooperation” (p. 169). “The number of cancer mutations peaks exactly at the intersection of unicellularity and multicellularity” (p. 169). もはや協働することの生存利益がないのであれば、これらの遺伝子は機能しないように破壊される、もしくは癌化した細胞の生存に有利なように変異するのだろう。 上の見方を支持するため様々なデータと参考文献が提示されている。 「 The Cancer Code (6) 」に続く。 Paul Bley, Open, To Love などを聴く。 6:00 起床。 NY市場終値をチェック。 グラス

癌 単細胞生物 多細胞生物 細胞生存戦略 The Cancer Code (4)

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( 某日。 承前。 Jason Fung, The Cancer Code (Harper Wave, 2020) を読む。「 癌 単細胞生物 多細胞生物 細胞生存戦略 The Cancer Code (3) 」の続き。 証拠 癌細胞の4つの特徴 (“1. they grow; 2. they are immortal [どちらも高頻度での変異 mutation を含む]; 3. they move around; 4. they use glycolysis”) は単細胞生物の特徴でもある (pp. 135-140)。これらの4つの特徴は多細胞生物を構成するどの細胞も持っているのだが、多細胞生物としての細胞間協働を優先していれば協働のために適切に発現が抑制されている。 成長と不死性: 単細胞生命体は何としてでも成長し自己複製しようとする。自己複製は止めどなく起こりうる。対照的に、多細胞生命体は成長を厳格に制御する。成長を促進する遺伝子(発癌遺伝子 oncogenes)と抑制する遺伝子(腫瘍抑制遺伝子 tumor suppressor genes)を使って。 Growth and immortality: “Single-cell organisms grow and replicate at all costs… and can replicate infinitely. By contrast, multicellular organisms impose tight control over growth using genes that promote growth (oncogenes) and genes that suppress it (tumor suppressor genes)” (pp. 136-7).  移動: 単細胞生命体のデフォルト状態は移動であり、多細胞生命体内細胞のデフォルト状態はじっとしていることstaying put (静止状態 stasis) である。 Movement: “The default state of single-cell organisms is movement, and the default state of cells with a multicell organism is staying put

癌 単細胞生物 多細胞生物 細胞生存戦略 The Cancer Code (3)

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( 某日。 承前。 Jason Fung, The Cancer Code (Harper Wave, 2020) を読む。「 癌 単細胞生物 多細胞生物 細胞生存戦略 The Cancer Code (2) 」の続き。 成長 多細胞生物の一部として生存を試みるよりも、単細胞として生存することを試みた場合の生存利益が大きい、そのような環境が整えば発現した癌は成長する。 “the environment that provides a unicellular organism with an advantage over that of its multicellular cousin” (p. 236). 土壌 栄養センサーであるinsulin, mTOR, AMPKは 細胞増殖因子の供給効用に影響を与える。こうしたセンサーが多細胞生物生体にとって適切ではない過度な作動をすると、癌細胞成長・増殖のための肥沃な土壌を準備することになる。 “The nutrient sensors insulin, mTOR, and AMPK influence growth factor availability and provide a fertile environment for cancer proliferation. This is the soil” (p. 248). Insulin: インスリン mTOR: m echanistic (あるいは m ammalian) T arget O f R apamycin のことで、敢えて訳せば「機構的 (あるいは哺乳類) ラパマイシン標的タンパク質」となるのだろう。 決まった訳語がなく日本語文献でもmTORと記されるようだ。 AMPK: AMP-activated protein kinase、AMP活性化プロテインキナーゼ The Cancer Code (4) に続く。 Robert Glasper, In My Element などを聴く。 6:00 起床。NY市場終値をチェック。 グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。 シャワー。 大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら上掲本を含め読書。 スロージョギング。ゆっくり腕立て伏せ10回x5セット、

癌 単細胞生物 多細胞生物 細胞生存戦略 The Cancer Code (2)

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( 某日。 Joni Mitchell, Hejira を聴く。35年は聴いているだろうか。 Pitchfork Media 上で毎日曜日行われている、最新情報に基づいた 過去の名盤を再訪して詳細なレヴューを試みるシリーズで、昨年12月にこのアルバムがレビューされていた。10点満点が付いている。 https://pitchfork.com/reviews/albums/joni-mitchell-hejira/ エントリー「 癌 単細胞生物 多細胞生物 細胞生存戦略 The Cancer Code (1) 」の続き。 Jason Fung, The Cancer Code (Harper Wave, 2020) を読む。他の書籍と同時進行で読んでいるため、読了まで多少時間がかかっている。 種子 癌の種子は、細胞間での競争を原理とする単細胞生物の生存繁殖戦略に由来する。種子は単細胞生物から多細胞生物へと移行しても変わらない。単細胞生物間の生存競争下では単細胞生物の生存繁殖戦略として発言するこの種子は、多細胞的な生の中で発現して育つと体細胞的な生にとっては癌として現れる。 ということで、癌の起源は全ての多細胞的な生それ自体の起源と同じである。癌化する能力というのは、身体にあるどの細胞もほぼ例外なく持っているそれ自身の生存のための本質的な能力である。 多細胞生物を構成するどの細胞も癌の種子を持っている。多細胞生物では、それを構成する個々の細胞は、単細胞生物としての生存戦略を犠牲にして多細胞生物全体としての生存戦略を優先させる。全体としての生存が個々の細胞の生存になる。細胞間での競争ではなくて協働。この機序が適切に働いていれば種子は発現しない。 “The ability to become cancerous is an innate capability of every cell in the body, almost without exception. … Every single cell of our body contains the seed of cancer” (p. 129; emphasis in original). “The origins of cancer are found at the origins of all multice

癌 単細胞生物 多細胞生物 細胞生存戦略 The Cancer Code (1)

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( 某日。 Erroll Garner, Concert By the Sea を聴く。 Jason Fung, The Cancer Code (Harper Wave, 2020) を読む。 著者によるCode 三作目。前二作 The Obesity Code (2016. 邦訳 ) と The Diabetes Code (2018. 邦訳 ) は出版直後に読了した。 どちらも良書だと思ったので三作目も読むことにした。 本書は、進化論的観点から、単細胞生物と多細胞生物における細胞の生存戦略の違いを通じて癌を理解する書籍。良い書籍だった。特に単細胞生物という視点は目から鱗が落ちるようだった。 と自然に「目から鱗が落ちる」と書いて、ふと調べてみると新約聖書に由来する言葉のようだ。知らなかった。 本書は、種子と土壌環境 “the seed and the soil” という比喩を用いる。Seed 種子があっても発現しなければ問題ないし、発現しても soil 土壌環境がその種子の生育にとって良くなければ成長しない。種子、発現、土壌、成長。 同書籍についてのエントリーが続く予定。 The Cancer Code (2) に続く。 )

「宝珠光寿展」を観る

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( 某日。 『 「アボリジナルアート原画展」を観る 』の続き。 渋谷に移動する。最近の外出の常として Crisp Salad Worksで本日第2食目を摂る。 The Cal-Mexをベースに、シュウ酸のことを考慮してほうれん草をケールに、自家製クルトンをサンフラワーシードに変更し、オリーブオイル、塩胡椒、さらにケールを追加してカスタマイズしたものを食べる。お腹がいっぱいになる。 ウィリアム モリス珈琲&ギャラリーに行き、「宝珠光寿展」を観る。 銅版画を中心に25点が展示されている。作家さんが在廊されていた。 第157回直木賞を受賞した佐藤正午さんの「 月の満ち欠け 」の表紙に宝珠さんの版画が使用されている。 今日は朝からコーヒーを飲んでいなかったせいか、コーヒーをいつも以上に飲みたくなり、いつものモカに加えてマンデリンで2杯目のコーヒーを飲む。酸味から苦味へと味が変わる。どちらも美味しい。 いつものように店主さんとお話をして1時間ほど滞在する。いつもありがとうございます。 Francois Morin, Naissance , を聴く。 帰宅する。13,000歩ほど歩いた。 マグネシウム (にがり顆粒 1g) を摂取する。 coconut oil pulling、軽くストレッチ、就寝。 )

「アボリジナルアート原画展」を観る

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( 某日。   横浜に用事があり昼前に外出する。   2 時間程度で目的地に到着し、 40 分ほどで用事を終える。   帰路、田園都市線の二子玉川駅で下車して蔦屋家電 2F で開催されている「 アボリジナルアート原画展 」を観る。オーストラリア大使館商務部が後援となっているようだ。現存の作家群の諸作品が展示されている。 作品はキャンバスに描かれている。 アボリジニ美術の書籍を3冊持っている。1つは1992年に東京国立近代美術館で行われた展示「 アボリジニの美術 伝承と創造/オーストラリア大地の夢」の図録 。 もう1つはこれも図録で2008年に国立新美術館ほかで開催された「 エミリー・ウングワレー展 アボリジニが生んだ天才画家 」のもの。 最後の1つは Jenniffer Isaacs, Australian Aboriginal Paintings (New Holland Publishers, 1998).  3冊とも見応え読み応えがある。エミリー・ウングワレーも良いのだけれども、1冊目に挙げた図録所収のバーク (樹皮 bark)・ペインティング ( pp. 33-74) がとにかく素晴らしい。 Catia, Music with a View - Rio de Janeiro to Paris-   を聴く。 7:00 起床。NY市場終値をチェック。 グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。 シャワー。 9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、 亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ6錠、イヌリン粉末 5g、グリシン粉末 3gを摂取。 )

銀座蔦屋書店で永井博さんの展示を観る

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( 某日。 横浜で用事のため朝から外出。まず横浜のお店にて早めのランチ時間帯にみんなで食事をする。入ろうと思っていたお店に開店時間に着いたら長蛇の列。急遽別のお店に入る。 自分にとっては本日の第1食。いろいろ話す。 その後移動して、無事用事を済ませる。 別れて1人で渋谷に移動。本日第2食目を Crisp Salad Worksで食す。Earthy Nutty Crunchy にアボカドとオリーブオイルを追加してカスタマイズしたもの。最近、渋谷経由で外出かつ時間的に外食せざるを得ない時はほぼここに来ている。 銀座線で銀座駅に移動する。Ginza Six内の銀座蔦屋書店のフロアーに行く。 永井博さんの画集 『The Journey Begins』刊行を記念した展覧会 を観る。 画像2枚。新作のユニーク一点もの作品群 (アクリル絵具・キャンバス)。 美術手帖の作品 オンライン販売サイト にて販売・価格表示されていた。 1枚目の画像諸作品は、 727 x 727 (mm) 税込 3,300,000 円也。2枚目の画像諸作品は、左2つ 455 x 530 (mm) 税込 2,200,000 円、右2つ 455 x 455 (mm) 税込 1,980,000 円也。 以前エントリー「 鈴木英人 FM STATION 」でも永井博さんについては少し触れたように、いま永井博さんの絵を見ても、鈴木英人さんのそれを見た時ほどの懐かしさは込み上げてこない。それでも大瀧詠一のジャケットで永井博さんを知ったことなど、それなりに懐かしい感触が蘇る。 迷った挙げ句、今日のところは画集を購入しなかった。 銀座蔦屋書店に隣接するスターバックス内で、 渡邊涼太個展「星屑が目に刺さる」 を観る。 画像 坂本龍一「 御法度〜GOHATTO 」などを聴く。 帰宅する。 6:00 起床。 グラス一杯の水を飲む。シャワー。 大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆  20g 、 260ml 。 マグネシウム  ( にがり顆粒  2g) 、ビタミン B (Dear-Natura Mix) 、ビタミン C (L- アスコルビン酸   1.5g) 、ビタミン D3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu) 、 亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、 ルテイン、ゼアキサンチン、コリン

Tortoise を聴いて視る

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( 某日。 前にエントリー「 Little Creatures 」で、突然 Little Creatures を聴きたくなって立て続けに聴いた、ということを記した。 今回は Tortoise (Tortoise のHPは ここ ) が突然聴きたくなった。 TNT ;  Standards ;   It's All Around You を立て続けに聴く。TNT は日本版でボーナストラックとして「TNT(Nobukazu Takemura Remix)」が収録されている。 TNTリリースの頃にシカゴに住み始めて、覚えていないけれども誰かが薦めてくれたのだろう、すぐに Tortoiseを聴き始めた。 シカゴではライブに行ったり街中でメンバーが歩いているのを見かけたりしたのだった。 シカゴでの生活を懐かしく思い出す。 Matthew Herbert のライブに行ったことも思い出した。 Bodily Functions を出した直後くらいだっただろうか。 懐かしさに任せて検索していると、The Art Institute of Chicago's Midwinter 2019 での TNTフルセットライブを Youtube で視ることができる のを知る。視る。 Tortoise 関連では今でも The Sea And Cake ( こちらの投稿 で言及) や Jeff Parker の2作 ( こちらの投稿 と こちらの投稿 で言及) はよく聴いている。 検索すると Jeff Parker は新譜 Forfolks というソロ・ギターアルバムを2021年の暮れに出していたようだ。 Youtube で聴くことができた ので聴く。 6:00 起床。 グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。 シャワー。 大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら読書。 スロージョギング。ゆっくり腕立て伏せ10回x5セット、合計50回。 9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプ

「特集=就職氷河期世代/ロスジェネの現在」を外食中に読む

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( 某日。 エントリー「 伊勢丹新宿店に行く 」の続き。 伊勢丹新宿店地下食品街をぶらつきメンズ館でのアートを観た後に、あるお店で本日第2食目を摂りながら『 現代思想2022年12月号 特集=就職氷河期世代/ロスジェネの現在 』を読む。  冒頭の「討議 雨宮処凛+生田武志+杉田俊介 この荒野のような世界で」 2007年に出版された フリーターズフリー 01号 (人文書院)、2008年に出た フリーターズフリー02号  (人文書院) で執筆していた3人。どちらも出版時に購入して読んだ。今も所有している。 討議で言及されている赤木智弘『「丸山眞男」をひっぱたきたい—-31歳、フリーター。希望は、戦争』(『論座』2007年1月号) も話題になったこともあって掲載時に読んだ。 こちら で読めるようだ。 あれから15年が経過している。 支援者・活動家でもある雨宮氏の発言から  <私が生活保護申請に同行した人たちのなかでも10代から40代の若い世代の特徴として… 欲望も自尊心も奪いつくされて破壊されて、ただただ社会に怯えて生きている感じ> (p. 20) があるとのこと。 討議では湯浅誠さんが言う貧困問題の「5重の排除」=「教育課程」「企業福祉」「家庭福祉」「公的福祉」そして「自分自身」からの排除、が言及されている。  <一部の超安定層を除いて、いまの日本ではほとんどの人が「5重の排除」前提で生きていますよね。そのなかで互いに蹴落とし合う…> (p. 21) 学術論文ではないので学術論文に使用されるようなデータが提示されているわけではないけれども、支援活動を通じてそのような実感が確かにあるということだろう。 雨宮氏同様、生活保護申請に同行するなど支援活動を行っている生田武志氏もこのような感じを持っているようだ。 「5重の排除」が記されているのは湯浅誠『 反貧困「すべり台社会」からの脱出 』(2008) 。これも出版当時読んだ。今も所有している。 杉田俊介氏の発言から <基本感覚としてはもう果てしない後退戦で、とめどなく悪化していく状況を少しだけ遅らせる程度しかできない、と言う思いは正直あります> (p. 22) 「証言と提言」として所収されている、上記フリーターズフリーでも書いていた栗田隆子氏による「凍りついたままの時代」の、および同じく上で触れた赤木智弘氏による

伊勢丹新宿店に行く

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( 某日。 第1食後に外出。渋谷で書類を受け取り横浜に向かう。大事な用を無事終えてホッとすると共に疲れる。 東急東横線で帰路に着く。渋谷で下車しウィリアム モリス珈琲&ギャラリーにてモカを飲む。いつも美味しい。 店主さんとお話をする。同店でモカの豆100gを購入して出る。 新宿に移動して伊勢丹新宿店に行く。気分転換で地下食品街をブラブラする。混雑している。行列もできている。安くはない食品類が次々と売れていくのを見る。景気が良さそうに見える光景。 地下の連絡通路からメンズ館に向かう。1F ザ・ステージで行われている「 ART @ ISETAN MEN'S 」を観るため。企画者の対談は こちらで読むことができる 。 1F ザ・ステージで行われていると書いたけれども、上記連絡通路にも同企画の 荒木由香里 さんの作品が展示されている。 2作品画像 ガラス越し・強い照明なので映り込み・反射が避けられない。 1F ザ・ステージの展示から。 津上みゆきさん 大山エンリコイサムさん 1Fの安くはない服飾品ばかりが扱われている売り場は大変賑わっている。ここも景気が良さそうに見える。 ザ・ステージはメンズ館1Fの入口にあり、メンズ館に入ってくる人の目に必ず触れる。そのためだろうか、ザ・ステージに入って来て観ていく人が多い。 このように展示されたアート的なものとファッション的なものはある種の人にとって相性が良いのだろう。 賑わいに疲れて上階には行かずに伊勢丹新宿店を出る。 Nobukazu Takemura, Scope 、などを聴く。 6:00 起床。NY市場終値をチェック。 グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。 シャワー。 大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら絵画、織物、器、立体作品、をゆっくりじっくり見て諸感覚を更新する。 スロージョギング。ゆっくり腕立て伏せ10回x5セット、合計50回。 9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリ

おからパン過去最高作、チリコンカン、アボカドココアムース風低糖質デザート

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( 某日。 以前のエントリーで何回か言及したように ( [1] 、 [2] 、 [3] 、 [4] 、 [5] 、 [6] )、同居しているパートナー (she/her) は低糖質パンを作り始めた。それ以来、週2回の頻度で低糖質パンを作っている。 焼き上がり具合、見た目、中のしっとり具合、などの観点から、過去最高作ができたとのこと。画像。 おからパウダー、サイリウムパウダー。ベーキングパウダー、塩、豆乳、ステヴィアパウダー微量。左のお皿に入っているパンにはアーモンドスライス、右のそれには荏胡麻の実、が練り込んである。 豆乳を減らしてオーガニックギーを加えて作ったヴァージョンも同様に最高作扱いだった。 さまざまなメーカーがおからパウダーを販売している。同じ分量でパンを作ってもメーカーによって出来上がりに差があるらしい。差は優劣ではなく好み。パウダーのキメの細かさが異なっているのだろうか。使われている大豆もメーカーによって異なるのかもしれない。 一緒に食するものとして、野菜スープに加えて、ラム肉を用いたチリコンカンを大量に作る。鍋にたっぷりのエクストラヴァージンオリーヴオイル(オーガニック・コールドプレスト)、黒胡椒小さじ2程度、みじん切りにしたニンニク4かけ、クミン(ホール)適量、を入れて、火をつけ香りが出るまで熱する。小さい角切りにした玉ねぎ、にんじん、セロリ、エリンギ、マッシュルーム、ズッキーニ、を入れて塩・ターメリックパウダー・カイエンペッパー・チリペッパー・ローリエの葉4枚を加えて炒める。粗いミンチ状にしたラム肉と、クミンパウダー、オレガノ、チリパウダー、シナモンパウダー、ナツメグパウダー、カルダモンパウダー、塩、を適量入れてさらに炒める。ラム肉に火が通ったら、トマト缶(ダイスト)2つ、赤ワイン200mlを加えて煮込む。を適量入れてさらに煮込む。キドニービーンズとガルバンゾを加えて煮込む。味見をすると塩味がやや強かったので急遽に小さく角切りしたにんじんとセロリ、及び3cm角程度の大きさに切ったかぼちゃを、適量加える。これらに火が通ったらできあがり。適切な塩味になった。トマト缶は異なる2缶を使った。どちらも無塩かと思っていたら、1つは有塩だったことに気付かなかったため、塩味が強めになったのだった。 お好みで、パルミジャーノ、黒胡椒、タバスコ、をかけて食す。皆さん

仕事場では雪が降る

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( 某日。 終日仕事をする。 Arts the Beatdoctor, Transitions ;   Ben Watt and Jay Hannan, Lazy Dog ;   Stereolab, The First of the Microbe Hunters , を聴きながら、というよりはかけながら。 それなりに雪が降る。13:40分、仕事部屋からの画像。 仕事先での降雪時に備えて置いてある Paraboot の Avoriaz (noir) を履いて宿泊先に移動する。 調べてみてAvoriazの現在価格に驚く。購入したのは15年ほど前でもっと安かった覚えがある。履き心地が非常に良くて一時普段使いをしていた。今は紐が面倒なので普段はあまり履かないけれども。 15年経っても全くヘタっていない。要修理になったとしてもParaboot直営店に持ち込めば純正パーツを使用してリペアしてくれると記憶している。履き心地、丈夫さ、リペア、を考えると値段は高くはないのかもしれない。 翌朝、一旦雪は止んでいた。6:17分、宿泊先部屋からの画像。 宿泊先部屋でもストレッチ、 スロージョギング、ゆっくり腕立て伏せ 10 回 x5 セット合計 50 回、を行う。 仕事先でもマグネシウム (にがり顆粒 3g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 3g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Nature Made 10mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ6錠、Organic Psyllium Whole Husk Fiber 5g、は摂取している。 自炊時とは異なる食事スケジュールになる。第1食12:00-13:00、第2食19:00-20:00、という感じだろうか。 1日に、珈琲に エクストラバージンココナッツオイル か MCTオイル (C8) を入れた、bullet coffeeみたいなものを3杯、オーガニック生姜粉末を溶いた熱い生姜湯を数杯飲む。 食事内容も自炊時とは異なる。マカダミアナッツオイル (エクストラヴァージン、コールドプレスト、未精製。今のところ オリヴァード か サンコーストゴールド のものを食している)、塩、胡椒などを仕事場に置いてある。各種生野菜を買い、自分