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5月, 2023の投稿を表示しています

土取郁香 個展『わたしを抱いてねむる・凪』を観る

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( 某日。 大きな郵便局でなすべきことが2件あり、第1食後、少し離れたところにある郵便局に行く。 1つの件は問題なかったが、もう1つの件は手続きできず。日を改めて手続きをすることになる。 郵便局を出て、江戸川橋に向かう。ギャラリー Waitingroom で開催中の、 土取郁香 個展『 わたしを抱いてねむる・凪 』を観る。 次の画像はギャラリー入り口に展示してある大きな作品。以前ここに壁はなかったのでギャリストの方にお聞きすると、この展示のためにわざわざ壁を設置したとのこと。 以上、油彩、スプレー、キャンバス。 奥の小部屋には、上の油彩作品群のきっかけになったドローイング作品群が展示されている。 自分の他に誰もおらず落ち着いて観る。 6:00 起床。NY市場終値をチェック。 グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。 シャワー。 大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら読書。 9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ6錠、イヌリン粉末 5g、グリシン粉末 3gを摂取。 ストレッチ。U2, Zooropa を聴きながら外出する。 )

セザンヌ本が2冊届き、連想から矢野静明作品を改めて観る

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( 某日。 ネットで注文していたセザンヌ本が2冊届く。 1冊目は  Alex Danchev  翻訳編集によるセザンヌ書簡集  The Letters of Paul Cézanne  (Thames & Hudson, 2013; 購入したのは2019年に出たペーパーバック版)。 美術書籍専門のオンライン書店 アートブック・ユリーカ で購入した。定期的に入荷書籍をチェックして、美術書を購入するときによく利用する書店の一つ。 出版されて程なくして購入し読了したAlex Danchev による浩瀚な Cézanne : A Life  (Pantheon, 2012) は素晴らしい セザンヌのバイオグラフィーだったという記憶がある。今回購入した書籍では37ページの長さの序文を書いている。セザンヌの書簡を徹底的に再吟味調査したしたようだ。セザンヌ自身の言葉によりセザンヌの姿のうちのある側面が確実に浮かび上がってくるのだろう。読むのが楽しみ。 購入したもう1冊も書簡集。こちらは Rainer Maria Rilke,  Letters on Cézanne  (North Print Press, 2nd ed., 2002).  1907年のセザンヌ作品展示に震撼され、作品を観るためにほぼ毎日ギャラリーに通ったリルケが彫刻家である妻  クララ・ヴェストホフ Clara Westhoff に宛てて記した書簡。 Clara Westhoff 繋がりで脱線すると、彼女の親友だった パウラ・モーダーゾーン=ベッカー Paula Modersohn-Becker についての書籍 Uwe M. Schneede,  Paula Modersohn-Becker: A Life in Art (Thames & Hudson, 2023) が今年の1月に出版されている。購入して家にあるが未読。家には積読、要再読、の書籍が多くある。 Clara Westhoff と Paula Modersohn-Becker との繋がりでさらに脱線する。 自分は両者の名前からタイトルが付けられた "パウラとクララ Paula und Clara" という素晴らしい作品を所蔵している。 作家の名前は矢野静明さん。 こちらのサイト で分かる通り、自分は矢野作品を複

日下明個展、奥山帆夏個展、を観る

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( 某日。 人疲れしていたのと天候が悪かったのとで3日間、すぐそばのスーパーマーケットに買い物に行く以外は外出せず家に引き篭もっていた。 本日は好天で外出しようという気分になり、お昼過ぎに家を出る。 三鷹駅から南に10分ちょっと歩いたところにある、 よもぎBooks に初めて行く。開催されている 日下明 さんの個展「 絆されてチョコレイト 」を観る。正確には、日下明さん (絵とトロンボーン) と谷口有佳 (ピアノと言葉・作曲) のユニット「 repair(リペア) 」の個展。 日下明さんには以前エントリー「 日下明個展『Dive』 」で言及している。 西荻窪に移動する。 ヨロコビto Gallery/Cafe で開催中の 奥山帆夏 個展「 Scene. 」を観る。 街や植物の色彩が鮮やかになる好天下を散歩して、絵画の色彩空間に入る。 帰路、カルディに寄り、エキストラヴァージンコールドプレストオリーヴオイルの代わりに最近ずっと使っている マカダミアナッツオイル を購入する。 Roger Nichols, Full Circle  などを聴く。 6:00 起床。NY市場終値をチェック。 グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。 シャワー。 大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら仕事。 スロージョギング。ゆっくり腕立て伏せ10回x7セット、合計70回。 9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ6錠、イヌリン粉末 5g、グリシン粉末 3gを摂取。 ストレッチ。外出。 帰宅後第二食。自炊。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g) を摂取。 最近 オーガニックえごまの実 を毎日食べている。滋味深く美味しい。 読書、仕事、音楽。 マグネシウム  ( にがり顆粒   1 g)  を摂取。 Coconut oil pulling, 軽くストレッチ、就寝。 )

神経伝達物質の書籍を読み、スペアリブ煮込み2種を作る

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( 某日。 午後早い時間に、あるお宅にお邪魔する用がある。 6:00 起床。 グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。 シャワー。 大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら読書。 読んでいたのは Loretta Graziano Breuning, Meet Your Happy Chemicals: Dopamine, Endorphin, Oxytocin, and Serotonin (Createspace Independent Pub, 2012).   リンク先はアマゾンのものだけれども、無料のElectronic Publication で読む。タイトル通り、人間の幸福感に貢献する4つの神経伝達物質ドーパミン、エンドルフィン、オキシトシン、セロトニンの機能について、進化論的な生存戦略とその要請という枠組みで、爬虫類や哺乳類の例も挙げながらわかりやすく説明している。個々については知っていることもあるが、こうしてまとめて読むと全体像が見えてよい。 ドーパミンは、目標達成・自分が求めているものを見つける・実現すること (の期待・予期) への喜びの感覚を生み出す。エンドルフィンは、強い高揚 (幸福) 感 euphoria と呼ばれる、痛みを一時的に取り除く忘却の喜びを生み出す。オキシトシンは群において他の人と一緒にいて安全であること (現在 bonding 絆と呼ばれているもの)の喜びの感覚を生み出す。最後にセロトニンは、社会的尊敬 (social respect) を受けている場合の喜びの感覚を生み出す。全て生存のための行動誘発に役立つ。 アドレナリンは幸福感に貢献するわけではないので、重要な神経伝達物質だけれども、書籍の趣旨上扱われていない。 Loretta Graziano Breuning による最新の書籍として Tame Your Anxiety: Rewiring Your Brain for Happiness (Rowman & Littlefield Publishers, 2019) がある。 未読。現在の生活で具体的な不安 (具体的な形での死への不安) を感じないとしても、何がどうあってもいずれ死ぬという死への根本的不安を感じる場合、それをどう手懐ける (tam

徳持耕一郎さんのJazz鉄筋彫刻を観る

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( 某日。 エントリー「 銀座蔦屋書店で展示を観る 」の続き。 Ginza Six を出て銀座線に一駅乗車して京橋駅で降りる。 以前Lixilのショールームだったところは現在 Brillia Art Gallery 東京建物 (BAG) になっている。展示予定を知らずに偶然通りかかったところ、Jazzに関連する展示 ART in MUSIC 「POINT OF JAZZ」 を開催していた。 しかも、以前からJazz鉄筋彫刻の実物を1度拝見したいと思っていた作家である 徳持耕一郎 さんの作品展「線で奏でるJAZZ」をやっていたのだった 。 早速会場であるBAG2の方にまずは入る。 実物を初めて拝見した。影の感じも含めて好み。 作品は購入可能。観た時点では画像2枚目の左端作品のみ売約済みだった。画像2枚目の右端ベーシスト作品に心が動いたけれども、将来の生活設計のことを考えて購入せず。 彫刻のモデルとなったプレイヤーはいるようだが、作家の意向で情報は示していない。作品そのものを離れてモデルに「似ている似ていない」ということが必要以上に話題になりがちなため、とのことだった。おそらく違うけれども、もし上述作品のモデルがCharlie Haden だったら購入したかもしれない。 銅版画も展示されていた。 同スペースでは阿部克自 写真展「素顔のジャズ・ジャイアンツ by K.Abe」も行われていた。マイルス・ディヴィスの圧のある顔面を見る。 続いて隣にある会場BAG1に入る。JAZZ GRAPHICS EXHIBITIONと題された展示で、ジャズレコードジャケットが多数展示されていた。 静謐で温度低めのECMジャケット群は展示されていなかった。 非常に楽しく時を過ごす。たまたま通りかかってよかった。 すぐ近くの ギャルリー東京ユマニテ に行き、開催中の 林孝彦 展「 Multi-Axis, Swirling Lines 」を観る。惹かれた作品。 アクリル、仔羊皮 vellum、パネル。918 x 712 (mm) Crisp Salad Works 丸の内店に移動していつもより遅い本日2食目を摂る。本を読みながらEarthy Nutty Crunchyをベースに、ほうれん草をケールに変更し、アボカド・オリーブオイル・塩胡椒、を追加したもの、を食べる。 読んでいたのは若桑みどり「

銀座蔦屋書店で展示を観る

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( 某日。 エントリー『 シュ・ニン(許寧)個展「Starting with a Tear – HISTORY(涙からはじまる – ヒストリー)」を観る 』の続き。 第2食目を摂らず六本木から日比谷線で銀座駅まで移動する。 Ginza Six に入る。混み合っている。銀座蔦屋書店にてまずは平野泰子 個展「 Two eyes 」を観る。 キャンバスの側面を見ると確かに赤青黄色を何層にも塗り重ねていることがわかる。幾重にも絵具を重ねていき淡く暗い複雑な光と色彩が現れてくる点で、 工藤礼二郎 さんの絵画作品を思い出す。 銀座蔦屋店内アートスペースのFOAM CONTEMPORARYにて、 松岡柚歩 個展「 針の穴から天を覗く 」を観る。 続いてインフォメーションカウンター前にて 小津航 さんの 作品展 を見る。 他にも展示をやっていた。 店内で Odilon Redon の作品集を探してみるが見当たらなかった。銀座蔦屋では何も購入せず、さらに混み合ってきたGinza Sixから出る。 Kristjan Randalu, Absence などを聴く。 ピアノ Kristjan Randalu (エストニア)、ギター  Ben Monder (アメリカ)、ドラム Markuu Ounaskari (フィンランド) によるECMピアノトリオ作品。 )

シュ・ニン(許寧)個展「Starting with a Tear – HISTORY(涙からはじまる – ヒストリー)」を観る

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( 某日。 午後わりと早い時間に横浜で用事があり、第1食後に外出。 無事用事を終える。恵比寿駅直通の電車が来たのでそれに乗る。 移動中  Diana Krall,  Wallflower:  The Complete Sessions  などを聴く。 通常盤にもDeluxe Editionにも収録されていなかった、Sarah McLachlan とのデュオ による If You Could Read My Mind が収録されている。良い。Sarah McLachlanの声も好きなのだった。 If You Could Read My Mind を作曲し歌っていた Gordon Lightfoot が亡くなった。Gordon Lightfootによる If You Could Read My Mind https://www.youtube.com/watch?v=v5tr_L31StI しみじみ良い。 Joni Mitchell の A Case of You  も収録されている。この曲も 通常盤やDeluxe Editionには収録されていない。オリジナルのそれと声の質もアレンジも異なるけれども、これも素晴らしい。 恵比寿駅で下車し日比谷線に乗り換えて六本木で降車する。 小山登美夫ギャラリー六本木 で行われているシュ・ニン(許寧)個展「 Starting with a Tear – HISTORY(涙からはじまる – ヒストリー) 」を観る。 細かい線点描、手や顔などの形象、ドリッピングによる絵具、厚塗りというよりは絵絵具の塊のようなもの、が画面に置かれている。 同ギャラリーのある建物の中にある他のギャラリー群での展示はすでに観ているのでそれらの展示は再見せずに外に出る。 本日第2食目を摂ろうとCrisp Salad Works 六本木ヒルズ店に初めて行くも、to go のみの店舗ということで諦める。サイトではイートイン可能とあるから、たまたま今日だけ不可能だったのだろうか。 横浜では梅が咲いているところに出くわした。 白い梅、緑の葉、柑橘系の実の黄色、も目にして、綺麗な色合いに触れる。 6:00 起床。NY市場終値をチェック。 グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。 シャワー。 大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、

低糖質チーズケーキ風、カニ鍋、かぼちゃのスパイス炒め

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( 某日。 電気グルーヴ、 VOXXX を聴く。笑うと共に背筋がゾッとする瞬間の潜んだ 言葉感覚と楽曲の組み合わせを、20年以上飽きずに聴いている。 第1食後、あるお宅に向かう。夜にカニ鍋を用意して下さるとのこと。 パートナーは低糖質チーズケーキ風のものを作る。ネットでのレシピと作り方を参考にしたようだ。 おからパウダー、サイリウムパウダー、ベーキングパウダー、ラカント、クリームチーズ、卵、水。タッパーに入れてよく混ぜ、そのまま電子レンジに入れて加熱する。加熱途中ですでに良い香りが漂い期待値が上がる。 記さないけれども各材料の分量は厳密に決まっている。従うとかなり精度の高い味再現性がある。少しでも間違えると似て非なるものが出来上がってしまう。 クッキングシートの上に取り出しクッキングシートごとフライパンに置いて焼き目をつければ出来上がり。 切ってお皿に盛り付けたもの。カニ鍋の食後に頂く。 焼き上がりの画像。四角いタッパーで作っているのでそういう形になっている。 甘さとクリームチーズの塩味が感じられる、簡単で美味しい低糖質デザート。 「アボカドココアムース風 (エントリー「 おからパン過去最高作、チリコンカン、アボカドココアムース風低糖質デザート 」を参照)、 低糖質リンゴケーキ (エントリー「 低糖質リンゴケーキ (1) 」「 低糖質リンゴケーキ (2)、など 」を参照) に続いて3品目の低糖質デザート。 自分はリクエストのあったカボチャのスパイス炒めのようなものを作る。 かぼちゃを適当な大きさに切って電子レンジで完全に火が通る直前まで加熱しておく。作る量が多いので大きめのパンを使う。エクストラヴァージンオリーヴオイルを多めに引きクミンシードとブラウンマスタードシードを入れて火をつける。香りが出てきたら玉ねぎのスライス、ターメリック、塩、を加えしばらく炒める。かぼちゃを入れて馴染むように混ぜたらカスリメティ、ココナッツフレーク、砕いたナッツ類 (アーモンド、ウォルナッツ、カシューナッツ) を加えて軽く炒める。塩胡椒で味を整えシナモンパウダー少々で香りを付けたら完成。 大皿に盛り各自取って食す。 お口に合ったようでよかった。 こちらは各材料の分量は決めていない。全て感覚で大体これくらいかなという量を適当に入れているため。最良の味バランスではないのかもしれない。だいた