松本陽子展を観て10個入りが売り切れで15個入りを買い内部クリーンで失敗する

( 某日。 日帰りで仕事外出のパートナーと一緒に外出する。途中で別れ自分は東京駅に向かう。駅構内で初めて京葉線に乗り換える。地下鉄の一駅分程度歩いてようやく京葉線ホームに到着する。遠い。 一駅乗車して八丁堀駅で下車する。歩いてヒノギャラリー hino galleryに向かう。 到着。開催中の松本陽子個展《 私的植物図鑑 》を観る。 2025年の作品。181.5 x 227.5 cm 2024年の作品群。どれも大きな作品。 2003年の作品2点 上、全て油彩・木炭・パステル・キャンバス。 設置風景部分 ギャラリーのサイトより引用。 「松本陽子は1960年に東京藝術大学油画科を卒業後、実に65年ものあいだ絵を描き続けています。本展では、日本では初の発表となるブルーを基調とした油彩画の最新作に加え、1990年代後半から2000年代初頭にかけ描かれた幻のブラックシリーズより、こちらも油彩画2点を一挙展観いたします。」 「初めてブルーの油彩画を描き上げた際、作家は次のようなコメントを残しています。 (2023年)5月のヒノギャラリーでの個展のときもそうだったけれど、近作の画面にブルーの筆触がよく認められるようになった。それはウルトラマリンディープのような深いブルーではない。明るく華やかなコバルトブルーペール、いってみれば地中海ブルーだった。 ピンクのアクリル画にせよグリーンの油彩画にせよ、私の作品において、ブルーはけして見過ごしてはならない存在である。絵画空間を軽やかにも厳かにも変容させる底知れぬ力がこの色彩に備わっていることを、私は長い画歴のなかで体得していた。 近作では、ピンク、グリーン、ホワイトの画面にコバルトブルーが一層目立って現れた。あらゆる境界を超えて顕出した色。この色彩が持つ魔術のような力に操られ、私はごく自然とブルーを主色にした制作をはじめた。 透明で美しいコバルトブルーは実現できたのか。自問の応えが、私の眼前に拡がっている。 松本は ... 今回大作を含む5点を完成させました。各作品は、作家の言葉を借りれば「画面を軽やかにも厳かにも変容させる底知れぬ力」によって、それぞれ独自の表情をたたえています。」 「会期中89歳を迎える作家です」とのこと。 Alva Noto & Ryuichi Sakamoto, Vrioon を聴きながら観ていた。...