( 某日。 承前。 Jonny Bowden & Stephen T. Sinatra, The Great Cholesterol Myth, Revised and Expanded (Fair Winds Press, 2020) を読んでいる。 Steve Reich, WTC 9/11 を聴く。 9.11の時期にアメリカに住んでいたこともあって重苦しく心に響く。 「大いなるコレステロール神話」が誤りだとしても、通常の血液検査での脂肪代謝項目が無意味ということでも、コレステロールは心臓病・心血管疾患とあるいはその予測因子として無関係ということでもない。 インスリン抵抗性については後ほどエントリーを改めて述べる。通常の血液検査での脂肪代謝項目にはLDLとともにHDLと中性脂肪 triglyceride の値が記してある。 実は、中性脂肪のHDLに対する比率は、心臓病とインスリン抵抗性の両者の最良の予測因子の1つである。この比率はコレステロール値よりも遥かに良い心臓疾患の予測因子であり、インスリン抵抗性の優れた予測因子である。これは決定的に重要なことである。 “The ratio of triglyceride to HDL is one of the best predicators of both heart disease and insulin resistance” “a far better predicator of heart disease than cholesterol ever was (pp. 59; 75), “an excellent predicator of insulin resistance” (p. 85). This is called “critically important” (p. 184). 中性脂肪のHDLに対する比率の重要性をいくら強調しても強調しすぎるということはない。それはインスリン抵抗性検査の良い代理となる。インスリン抵抗性がそれほど重要なのは、それが心臓疾患の最も強く最も一貫した予測因子の1つだからである。 “We can’t overemphasize how important the triglyceride to HDL ratio is. It’...
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