癌 単細胞生物 多細胞生物 細胞生存戦略 The Cancer Code (1)

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某日。

Erroll Garner, Concert By the Sea を聴く。


Jason Fung, The Cancer Code (Harper Wave, 2020) を読む。


著者によるCode 三作目。前二作 The Obesity Code (2016. 邦訳) と The Diabetes Code (2018. 邦訳) は出版直後に読了した。



どちらも良書だと思ったので三作目も読むことにした。

本書は、進化論的観点から、単細胞生物と多細胞生物における細胞の生存戦略の違いを通じて癌を理解する書籍。良い書籍だった。特に単細胞生物という視点は目から鱗が落ちるようだった。

と自然に「目から鱗が落ちる」と書いて、ふと調べてみると新約聖書に由来する言葉のようだ。知らなかった。

本書は、種子と土壌環境 “the seed and the soil” という比喩を用いる。Seed 種子があっても発現しなければ問題ないし、発現しても soil 土壌環境がその種子の生育にとって良くなければ成長しない。種子、発現、土壌、成長。

同書籍についてのエントリーが続く予定。The Cancer Code (2) に続く。
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