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西荻窪で平野充作品含めグループ展を観て田中玲子さん作品設置画像をお渡しする

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( 某日。 エントリー「 鮫島ゆい個展を観て脳についての書籍を思い青山熊野神社にお詣りをして3人展を観る 」の続き。 外苑前駅に戻る。電車を乗り継いで移動して西荻窪駅で下車する。 Gallery Face To Face ギャラリーフェイストゥフェイスに行き開催中の「 第5回手のひらMiniatureミニアチュール展 」を観る。「手のひらミニアチュール」というのは額サイズ68×58mmの中に描かれた作品群の展示、ということ。 公式に参加しているのは12名の作家、一人10点、計120点の作品が展示されている。「公式に」というのは1人物故作家の作品が別の小さな展示スペースにて展示されているからだ。その作家さんは平野充さん。第1回の手のひらミニアチュール展に参加されてその数週間後に92歳で亡くなられたのだった。 まずはその平野充作品から 別枠で参加ということで上述68×58mmより少しだけ大きなサイズの作品群もある。 次の4点は初見。 自分は平野充作品を3点所蔵している。 第1回の手のひらミニアチュール展で上述サイズの次の作品を購入した。 今回のように物故作家として参加していた第3回手のひらミニアチュール展では上掲サイズの次の作品を。 同じく参加していた第4回展では次の作品を。 この作品は 額104x77(mm)のサイズ。 自宅では3つ並べて設置している。 今回は観たことのある作品が多かったけれども新しい作品もいくつかあった。今回は購入せず。 過去の展示での平野充作品に関してはエントリー「 平野充作品を購入、お客さまが宿泊 」「 西荻窪のグループ展で平野充作品を購入する 」で作品画像を掲載している。 公式に参加している作家の作品を敬称略で。 林明日美 松本みさこ 坂本麻由里 柳原ひろや エントリー「田中玲子個展を観て空珠を購入して外食をする」「古川流雄個展、そめやまゆみ展を観て田中玲子作品を受け取りウィスキーを飲む」で記したように、同ギャラリーで少し前に開催された田中さんの個展でパートナーと自分は田中玲子作品を合計4点購入していた。購入時作家とお話ししたときに、購入作品を設置した後設置風景画像をお送りする旨、作家と約束していたのだった。 数日前に同ギャラリーのギャラリストさんに設置画像を送っていた。 田中さん作品群の部分拡大画像。 所蔵する作品数は確かに多いけれども、12...

鮫島ゆい個展を観て脳についての書籍を思い青山熊野神社にお詣りをして3人展を観る

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( 某日。 出かけようと思っていた時間の少し前にメールを受け取り、書類で確認すべきことがあるのを知る。書類を見て該当部分と思われる箇所の画像を撮影し添付して返信する。 上記作業を終えて11:30頃に外出する。交通機関を乗り継いで外苑前駅で下車する。スタジアム通りを歩いてすぐ西側に向かう小道に入る。青山熊野神社のところを右折し少し行って左折してMAHO KUBOTA GALLERYに到着する。 開催中の鮫島ゆい個展「 反復と変容の総和 」を観る。 上掲2枚は3作品でワンセット。1枚目の画像には2つの作品が含まれており、2枚目の作品は1枚目作品群の左側に位置している。上記リンクギャラリーのサイトで3作品ワンセットの画像が綺麗に撮影されて掲載されているので、ここでは別々に。 他の作品群。 上掲リンク先ギャラリーサイトには展示概要説明と作家のステートメントが掲載されている。長いので引用しないけれども、知覚の性質・生成が主な論点となっている。このエントリーの一つ前のエントリー「 関根直子作品、川田龍個展、河原朝生個展などを観て帰宅して早めに寝る 」で言及した展示でも、作家ではなくギャラリーが似たようなことをテーマとして設定していた。 このようなテーマに関して自分はまず科学的な書籍から理解を得ることにしている。具体的には脳は予測機械 prediction machineとして機能する器官だという理解だ。書籍で言うと、知覚、感覚、運動、記憶など全てを予測機械としての脳というアイディアに基づいて、テクニカルな話を含めて包括的に詳しく論じている書籍として Karl J. Friston, et al.,  Active Inference: The Free Energy Principle in Mind, Brain, and Behavior  (The MIT Press, 2022) がある。とても良い。 最近のもう少し読みやすい良書としてはAndy Clark,   The Experience Machine: How Our Minds Predict and Shape Reality  (Pantheon, 2023) がある。サブタイトルにOur Mindsとあるけれども読めば脳の話であることがわかる。我...

関根直子作品、川田龍個展、河原朝生個展などを観て帰宅して早めに寝る

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( 某日。 エントリー「 仙台から帰京し大丸東京店と日本橋高島屋で展示を観る 」の続き。 日本橋高島屋から日本橋駅に入り銀座線で銀座駅まで移動する。 Ginza Sixに入る。5FのArtglorieux GALLERY OF TOKYOで開催されているグループ展「 Blurred Realities ~儚き境界~ 」を観る。 エントリー「 作品所蔵作家の展示が集中していることに気付きサボテンのことを考え料理を作る 」で言及した展示のなかの一つ。自分が作品を所蔵する関根直子さんが参加しているのだった。 敬称略。 関根直子 関根さんの個展をつい先日拝見したばかり。その個展で作品を購入したのだった。その個展については「 関根直子個展を観て作品を購入し金子潤個展を観て料理を作る 」で、購入作品については「 関根直子作品が到着し音楽繋がりで高島進作品を思いナオミ・クライン執筆記事を読む 」で記している。 自分が購入した作品 購入作品は今回のArtglorieux GALLERY OF TOKYO展示での上掲最初の2作品と同じ系列のものだが、展示の順番とは逆に、これら2作品は自分が購入した作品よりも前に制作されている。自分は以前にこれら2作品を展示あるいは画像で観ており、どちらか購入しようか迷って購入しなかった。先日の個展で、購入することになった同系列の別作品を観て、これは「あ、これだ」、購入したいと感じて購入したのだった。これら2作品もとても良いのだが「あ、これだ」という感覚が生じなかった。なぜだかわからない。 他の作家の作品 篠原有司男 木浦奈津子 川本実果 大澤巴瑠 展示に際してのギャラリーの文章より。 「私たちが認識する「現実」とは、本当に確固たるものなのだろうか。 時間の経過、視点の変化、感情の揺らぎによって、その輪郭はぼやけ、曖昧に溶け合っていく。  見えているものは真実なのか、それとも心の奥で作り上げられた幻想なのか――本展は、そうした境界の不確かさに焦点を当てる。」 ギャラリーを出て6F銀座蔦屋書店に行く。 FOAM CONTEMPORARYで開催中の川田龍個展「 輪郭 」を観る。 銀座蔦屋書店フロアーで行われている他の展示も観る。4つほどあっただろうか。画像はなし。 Ginza Sixを出て銀座駅に戻る。銀座線で京橋駅まで移動する。ギャラリー椿に立ち...