Fenneszの新作を知りオークションが取り消され「雨宮処凛のせんべろ酒場」を視聴する

( 某日。 快晴。6:00 起床時、気温27度、湿度80%。昨夜は冷房をつけて寝た。エントリー「 室内で熱中症になる 」で記したように、寝ている最中に熱中症になった自分はそれ以来室温にとても気を遣っている。本日は終日在宅、外は最高気温35度の予報。一日中エアコンをつけることにする。電気代はかかるけれども体調のためには仕方がない。 Fennesz, Agora などを聴く。Fenneszを調べると2024年に Mosaic という新譜が出ていた。 知らなかった。音源を購入しようか考える。Fenneszの音源は上記Agoraの他に、 Endless Summer, Venice , Black Sea , そして Bécs を、また坂本龍一とのコラボである Cendre 、を持っており聴く頻度は高い。 自分の精神生活に不可欠なものにはできる範囲でお金を使うことにしている。美術、音楽、書籍とりわけ古書。美術であれば作品を購入し、音楽であればサブスクではなく音源を買い、書籍であれば図書館で借りるよりも古書店で購入する。自分の精神生活に不可欠なこうした業界や制度の維持・発展への貢献は微々たるものだけれども、そのように心がけている。もちろん購入する必要がないと思えば美術作品は観るだけで済まし、音楽は購入せずフリーの音源で聴くだけで、書籍はせいぜい図書館で借りて読むくらいだ。 美術品といえば、自分が作品を所蔵している現存作家の良い絵画作品がオークションサイトに出ていたので入札していた。以前同じオークションサイト上に別の出店者から同じ作家の作品が出ており、信じられないくらい安価で素晴らしい作品を入手したことがあった。 SBIアートオークション などの有名オークションに出るような作家・作品ではない。おそらく高い入札価格が付かないからだろう。見事な作品群を産み出す作家だと自分は思っているのだが。 今回の出品といい以前自分がオークションサイトで購入した作品といい、作品の来歴は記されておらずなぜオークションに出てきたのか分からない。前所有者が亡くなり、美術品には興味がない遺族が遺品整理でセカンダリー作品を扱う業者に安価で買い取ってもらったのかもしれない。高齢になったあるいはなりつつあるコレクターも増加しているだろう。そのようにしてオークションサイトに出てきたとしか思われない作品...