Fascia「ファシア その存在と知られざる役割」
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某日。
David Lesondak, Fascia: What It Is and Why It Matters (Handspring Pub. Ltd., 2017) を再読する。ファシア (現在決まった適切な日本語訳なし) についての書籍。
細胞レベルでのファシアの説明から、解剖学的構造、神経系、臓器器官など身体におけるファシアの多様な機能、体内ファシア状況の診断、ファシアに焦点を当てた治療の含意まで、いまだにわからないことの多いファシアについて出版時点でわかっていることを簡潔に記した書籍。
初版より38ページも長くなった第二版が出たばかりのようだ。第二版は未読。第一版後5年間の新しい知見をもとに加筆修正されているのだろう。
初読は3年前。知らないことばかりで興味深かった(例えば integrin というcell receptor の話)。
芸術との関連で面白かったのは、Buckminster Fuller バックミンスター・フラーのtensegrity テンセグリティと、彼の学生だった Kenneth Snelson の floating compression structure について論じられていたこと (pp. 21-33)。これらは、ファシアの構造理解に役立つだけでなく、骨格の理解や細胞の相互作用の理解にも重要な役割を果たしていたようだ。
骨格については Stephen M. Levin (biotensegrity という彼のサイトがある) のエピソードが記されている。
細胞の相互作用については、細胞生物学者 Donald E. Ingber の、以下に記す2003年出版の画期的な2論文に始まる仕事について述べられている。
“Tensegrity I. Cell structure and hierarchical systems biology.” J Cell Sci. 2003 Apr 1; 116 (Pt 7): 1157-1173.
“Tensegrity II. How structural networks influence cellular information processing networks.” J Cell Sci. 2003 Apr 15; 116(Pt 8): 1397-1408.
Buckminster Fuller の tensegrity 以外の話はこの書籍を読むまで知らなかったのだった。
Jeff Parker, The New Breed; などを聴く。
グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。
シャワー。
珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。ヴェランダで日光に当たりながら飲む。
スロージョギング。
9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、ルテイン、ゼアキサンチン、イヌリン粉末 5g、グリシン粉末 3gを摂取。
ストレッチ。ホットココア(オーガニック、非アルカリ処理)。
絵画、織物、器、立体作品、をゆっくりじっくり見て諸感覚を更新する。
Organic Psyllium Whole Husk Fiber 5g を水に溶いて飲む。
15:30-16:00 第二食。自炊。亜鉛 (Nature Made 10mg)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g) を摂取。
オーガニック生姜粉末を溶いた熱い生姜湯を飲む。
総脂質摂取量約 155g (オーガニック・エクストラバージン・コールドプレス・ココナッツオイル 40g、MCTオイル (C8) 10g、オーガニックエクストラバージンオリーブオイル 20g、魚から25g、アボカドから18g、マカダミアナッツから 35g、えごまの実から 4g、他)。
総野菜摂取量約 800g。
総食物繊維摂取量 50g ほど。
総タンパク質消化吸収量 50g 程度。
摂取 Net Carb (炭水化物マイナス食物繊維) 量約 50g。
マグネシウム (にがり顆粒 1g) を摂取、Coconut oil pulling、軽いストレッチ、腹式呼吸、就寝。
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