トア・アーチャー個展、大塚亨個展、西川勝人個展を観る
大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら読書。
腕立て伏せ10回x 12セット。
9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、タウリンサプリ (1000mg)、ナイアシンアミド (500mg)、イヌリン粉末 6g、グリシン粉末 3gを摂取。
ストレッチ。ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)。
外出。
ギャラリーの集まっている建物に向かう。
到着。YUKI-SISで開催中の2個展を観る。
まずはTOR ARCHER トア・アーチャー 個展「森林の記憶 Woodland memories」。
正面からだとわからないが、作家の息子さんが使っていたスケートボードをカットしたものが支持体として用いられている。
作家の息子さんのスケートボードの傷がついた部分を使い、傷の部分が画面図案の一部として機能するように画面を構成している。
「金属彫刻家のトア・アーチャーは、銅、鋳造ブロンズ、錆びた鉄、石膏などで造形的な作品を制作しています。自然界と私たちの本質的つながりを観察することにより、硬度な素材を用いつつ植物の要素を表現しています。」
「硬質なものと軟質なものを組み合わせた抽象的な形と自然界を結びつける作品で、彼は、人々が立ち止まって彼の作品に十分な時間をかけて観てくれることを願っています。その人物や植物全体だけでなく、その抽象的なパターンにも注目してほしい、究極の目標は、相互関係だとアーチャーはいいます。
「人間界と自然界のつながりを感じてもらえば」とのこと。
次に、同ギャラリーで同時開催中の大塚亨個展「無題に捧げ、祈る、そして私はこう思うだろう」を観る。
「仏師として仏像制作や文化財修復に携わる活動とともに、彫刻家として自身の作品を制作しています。」「仏師である大塚亨は、自身が制作する彫刻作品において、仏教の教えにもある「無常」をテーマにしています。それは世の中に存在するすべてのものは、時間の経過とともに変容し、やがて朽ちてなくなってしまう、ということです。」「主に仏像や経典などを納めておく戸棚として奈良時代に日本に渡来した「厨子」。その後、神聖なものや身の回りのものを収納するようになりますが、その空洞の中には「神」が宿るといわれているそうです。大塚は「厨子」をテーマに、すべてのものに神が宿り、人やモノとの「出会いと別れ」のように、事象現象にはすべて意味があるものとして存在し、時とともに朽ちていく有り様を願って木彫作品を制作しているといいます。」
作家の言葉
「私のライフワークである、この世は全て無常であり、日常品を仏像のように作り変え、高みへ昇華させることで神が宿る器へ。
この作品は過去、現在、未来へ風化してゆく金箔が、あたかも仏像のように時を超えて守り伝えられていくことの様を、そして、万年の模様を刻みつけることで永遠に続くようにと、祈りを内在させた器へ。
安価ですぐに捨てられてしまう大量生産品は、神が宿る器へと新たなかたちへトランスフォームします。」
ギャラリストの方とアートフェアの話、アート以外の話など、誰も他に鑑賞者が来なかったこともあって、1時間ほどお話をする。いつもありがとうございます。長居失礼しました。
同じ建物内にあるギャラリーの幾つかは休廊日であったり会期と会期の間であったりで閉まっている。
開いているBase Galleryに入る。
開催中の西川勝人個展を観る。
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