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3月, 2025の投稿を表示しています

西荻窪でグループ展「アニマリア=いきものたちの世界 Part-2」を観る

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( 某日。 エントリー「 荻野夕奈個展を日本橋三越で観る 」の続き。 三越駅から電車に乗り移動する。 西荻窪で下車しギャラリー フェイストゥフェイスに向かう。 開催中の ANIMALIA 2024「アニマリア=いきものたちの世界 Part-2」 を観る。 「5人のアーティストたちがさまざまな手法でいきものを表現」する展示。 敬称略 杉崎良子(すぎざき りょうこ) 新聞紙恐竜 数年ぶりに作品を拝見する。旧作も展示されている。画像1枚目は新作。これが素晴らしかった。技術というか精度というか、それがさらなる高みに達した印象。しばらく作品を拝見しなかったので制作を中断されているのかと思っていた。継続されていてよかった。このクオリティの作品を制作しているのであれば寡作にならざるを得ないだろう。 松本みさこ(まつもと みさこ) アクリル絵具・墨他 墨の部分は筆で描いているのではなく、たらしこみのように、墨を乗せて画面を傾けたりしながら形を作っているようだ。特に画像1枚目の鳥の胴体部分などの立体感なの、どのようにしたらこのようにできるのか全くわからないけれども、墨という素材の扱いの精妙さが見て取れる。 益田由二(ますだ ゆに) 水彩・インク・デジタル 髙橋穂足(たかはし ほたる) ミクストメディア 1枚目は「キンツバカモシカ」。2枚目は「ミズマンゾウ」「ドウミョウジゾウ」。 <高橋生物図鑑> としてこのような架空の動物を、学術名、生態系からあたかも実在であるかのような設定を全て自分で作り出している。のみならず作品集「高橋生物図鑑」を出版している。真面目に全力で遊ぶという感じがとても良い。じんわり笑ってしまう。 山下達郎、 Treasures を聴きながら移動していた。 ギャラリーを出て交通機関を乗り継いで帰宅する。 オーガニック生姜粉末を溶いた熱い生姜湯を飲む。 雑用、音楽、youtube。 マグネシウム  ( にがり顆粒   2g )  を摂取。   C oconut oil pulling 、軽 くストレッチ と腹式呼吸、就寝。 )

荻野夕奈個展を日本橋三越で観る

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( 某日。 第2食目を終えて外出する。それまでは在宅で色々と作業。 交通機関を乗り継いで三越前駅で下車する。 地下鉄改札から日本橋三越本店地下食品街に入る。いつものように食品街を歩いて視覚と嗅覚を楽しませる。高級な食品が多いフロアーはいつ来ても混んでいる。日本は景気がいいのではと勘違いしてしまいそうになるくらい。 6Fコンテンポラリーアートギャラリーに入り、開催中の荻野夕奈個展「 Multilayered emotions 」を観る。 上掲サイトによると 「花や人物といった、作者にとって身近な生物を主なモチーフにし、半抽象画を描く。 キャンバスに描いていく過程では、具体的な描写から徐々に抽象的な形態へと再構築させ、様々なイメージの形の連鎖や軽やかな色のリズムを生み出している。 人物ヌードにおいてはエロティシズムを取り払い、命の存在、感情、儚さに潜むエネルギーに着目した視点で描く。 筆やペインティングナイフで描き重ねていくだけでなく、一度描写したものを削りとり、あるいは布で拭き取るなどを繰り返し、キャンバスと向き合った時間の痕跡を残すように、重層的で複雑なマティエールの絵画作り上げている。」 エントリー「 電車を乗り間違えて荻野夕奈展を観る 」で記したように、少し前に個展を観たばかりだった。作品は重なっていない。観てはいないけれども少し前にもう一つ大掛かりな展示をしていたはず。相当な量の作品を制作している。描くのが早いのだろうか。 Prince, Purple Rain を久しぶりに聴きながら。Purple Rainよりもその後に続く「Around the World in a Day」「Parade」「Sign o' the Times」を聴く頻度の方が遥かに高い。 ギャラリーを出て地下街に降りる。 6:00 起床。 N Y 市場終値をチェック。   グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。   シャワー。   大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆  20g 、 260ml 。飲みながら 読書。 スロージョギング。腕立て伏せ 10 回 x 10 セット。   9:00-9:30  第一食。自炊。マグネシウム  ( にがり顆粒  2g) 、ビタミン B (D...

電話で手続きをして疲れ土井沙織展を観る

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( 某日。 電話でしなければならない手続きが2件ある。 1件目。電話で確認してもらいたいことを伝える。確認はできたのだがそれと関連したことの状況がわからない。電話先の方でもわからない。こちらではどうしようもなさそうなので、放っておくことにする。それしかできない。 2件目。電話で要件を伝える。要件そのものは滞りなく処理されそうなのだが、こちらが予想していなかった2点の可能性を伝えられる。契約内容に関する話。向こう側でデータをチェックした上で日を改めて電話で必要手続きを確認することになった。 電話だけで疲れる。 なんとなく外出したくなり外出する。 交通機関を乗り継いで茅場町駅で下車する。ギャラリーARTDYNEに行き開催中の土井沙織個展「 MOTHER’S HAND 」を観る。 岩絵具、顔料、金箔、弁柄、水干、寒冷紗、石膏、など。 「弁柄」とは こちらのサイト によると「ベンガラは土から取れる成分(酸化鉄)で紅殻、弁柄とも呼ばれ語源はインドのベンガル地方より伝来したことからそう呼ばれています。」 アーティスト・ステートメント 「どこにいても、誰かといても、何をしても、1人で死んでも、私たちみんな大きなものの手のひらの上。」 タイトルは「Mother's Hand」、母の手で単数だ。作家のイメージする「大きいもの」は「母」で、「手のひら」は両手 (複数のそれ) ではなく片手 (単数のそれ) なのだろうか。日本語では不明確な単数複数は英訳にすると意識せざるを得ない。その上で英訳は単数なのだから片手なのだろう。両手のひらが描かれている絵も多いけれども。この辺りのことは作家が在廊していなかったのでわからなかった。 ギャラリーの説明 「動物や人間の生きる姿を呪術的・神話的な視点から本質的に捉え、表現します。木パネルに寒冷紗を張り石膏で塗り固め、岩絵具や顔料、弁柄、水干などを用いて描いていきます」 他に誰も鑑賞者がいない。味わい深い画面をゆっくりと観る。 ギャラリーを出て帰路に着く。 坂本龍一「 Smoochy 」 を聴きながら外出していた。 6:00 起床。 グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。   シャワー。   大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆  20g 、 260ml 。飲みながら 読書。 スロージョギン...

横浜で手続きをして疲れてウィスキーを飲む

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( 某日。 本日は横浜でしなければならない3つの手続きがある。お昼頃に外出する。 Leszek Możdżer,  Komeda を聴きながら。クシシュトフ・コメダによる曲のピアノソロ集。 交通機関を乗り継いで移動する。必要な書類を入手するために途中の駅で下車する。 無事書類を入手して移動を再開する。 1つ目の手続きの予定時間よりも早く着く。天気が良いので外で陽の光を浴びながらぼんやりする。 楓の木。 異なる木。直に見ている時は印象がかなり異なっていたのだけれども撮影するとその差異を捉えることができない。できないのはこちらの撮影技術のなさによるのかもしれない。 撮影しなかったけれども地面には楓の葉がたくさん落ちている。エントリー「 蝸牛あや作品を受け取り撮影し考える 」で記したように、落ち葉をモチーフにした蝸牛あや刺繍作品を購入した。そのことがあって、今までならそれほど注意を払わなかった落ち葉を1枚1枚見る。 別の木。 画面中央やや下にある、赤く染まりつつある葉っぱがとても良くて撮影する。 時間になったので待ち合わせ場所に移動する。 色々説明を受け、必要書類に記入する。雑談なども交えながら無事終了する。書類に問題がなければこの手続きはこれで終わり。これで終わってくれるとありがたい。 次の手続きの場所に電車で移動する。 予約をしていなかったが、担当の方が臨機応変に対処して下さり手続きが始まる。書類はほぼ準備していたのでその分時間を省略できた。 手慣れた作業なのだろう、ものすごい速さで情報を処理していくのを見る。 後ほどこちらで行うべき追加手続きが生じるかもしれない旨、説明を受ける。 ここでの手続きは無事終了。 最後の手続きの場所に移動する。用意された書類に署名と捺印をして契約を結ぶ。いくつか質問をし答えを頂戴し、これからの流れの説明を受ける。 こちらも手続きは無事終了。メールでのやり取りはあるだろうけれどもこの場所に来て手続きを行う必要はしばらくなさそう。 3つ別々の複雑な手続きをして疲れたのと同時に空腹を覚える。 久しぶりに外食することに決める。とはいえ選択はほぼ一択のCrisp Salad Works。移動して横浜NEWoManビルにある店舗にて、シーズナルメニューのクリーミーフムスを食す。ロメインレタスをケールに、グリルドコーンをサンフラワーシードに変更...

仕事をしてグループ展「邂逅 ― 巧術其之拾 ―」を観る

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( 某日。 午前中から午後までオンラインでの仕事がある。 前回の仕事ではネットの設定の問題で1時間以上仕事の開始が遅れた。相手の時間は決まっているので1時間仕事の時間が短くなってしまったのだった。 ネットの設定が問題なく機能するか、今回は早めに試してみる。 Alva Noto & Ryuichi Sakamoto,  Revep をかけながら。問題ないことを確認する。少し準備。 仕事。途中休憩を挟みながら。 無事終了。喋り倒して喉が疲れる。 外出する。 交通機関を乗り継いで表参道駅で下車する。スパイラルに入り開催中の展示「 邂逅 ― 巧術其之拾 ― 」を観る。 「日本人ならではの伝統的な技巧・素材をベースに、多様なジャンルで現代的な表現を展開する作品が集結する展覧会シリーズ「巧術」。」 「日本人 ならでは の伝統的な技巧・素材」という文言は、これらの技巧・素材は世界史の中で他の地域は見られない、あるいはもっぱら日本にしか見られない、という意味だろうか。だとすれば、他の地域における技巧・素材の世界史との説得力ある比較について知らない自分には、この文言の信憑性の程度を判断することできない。あるいは興味を引くための宣伝文を真に受けるのは野暮なのかもしれない。 「株式会社レントゲンヴェルケは2018年の「敷衍」大阪開催以来6年振り、故郷であるスパイラルでの開催は2015年の「縹渺」以来実に9年振りとなる「巧術」シリーズ本展」とのこと。 18名の出展作家の中で2人の作品を観るために行ったのだった。1人は坂田あづみさん。エントリー「 坂田あづみ個展と室井佳世展を観てウィスキーを飲む 」で記したように、ついこの間個展を観たばかりだった。良かったのでスパイラルでの展示も観ようと思ったのだった。 もう1人は悠 (Haruka) さん。切り絵刺繍の作家。以前からお名前は存じ上げていたけれども作品を実物で観たことがなかった。最近の刺繍への興味から実物を観たいと思っていたら出展されていたのだった。 敬称略。坂田あづみ、悠、2枚ずつ 作品横に価格表が貼ってある。悠さん1枚目は924,000円、2枚目は400,000円也。 他にも見応えのある作家作品群。全てを撮影したわけではない。 いくつか。 水野シゲユキ(ジオラマオブジェ) あるがせいじ(紙工) 桐山征士(金工) 児玉香織 ...