日本橋三越で石井佑果個展を、銀座蔦屋書店で複数展示を観る

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某日。

午後早めの第2食目を自宅・自炊で摂ってから外出する。

交通機関を乗り継いで三越前駅で下車する。

いつものように地下食品街から日本橋三越本店に入る。ぶらぶら歩いて視覚と嗅覚を楽しませてから、本館6階美術コンテンポラリーギャラリーに入る。

開催中の石井佑果 個展「泉・ピタゴラスコンマ編」を観る。













作家の言葉

「過去の絵画を参照しながら要素を操作し組み替えてみたり、無関係な ものを唐突に引き合わせることでひとつのイメージを作ります。それは 具体的にきっぱりと描き切れる図像であることが私にとって重要です。 度々登場するステレオタイプな西洋絵画を連想させるモチーフや、アル ファベットやトランプマークなどの記号的な要素は特別な意味付けでな くあくまで単なるパーツであって、それは絵画的な諸要素をより簡潔に、 例えば線を線として、描きを描きとして、塗りを塗りとして、異なる単位 の仕事を整理して扱うための手段です。それらが過不足なく合わさった 時の新しい場の見え方、どのように絵であるか ( どのように絵でないか ) のひとつの可能性をその都度探し、決定します。
 
アングルやデュシャンの有名作品のタイトルでもある「泉」という言葉は、 途絶えず水が湧き出るイメージから永遠性の象徴であり、豊かな創作 意欲、才能や富の比喩にも使われますが、個人的には清らかなような 胡散臭いような、そんな印象です。今回絵の中では噴水だったり、スプ リンクラー ( 血が噴き出す蛇や桃 ) だったり、壺から溢れる水だったり、 あとは漫画表現の「ふき出し」として扱いました。また、ピタゴラスが 響きの完全さを目指して作ったかつてのドレミファソラシドの音律には、 計算違いによる微妙な音のズレ ( ピタゴラスコンマ ) がありました。これ は鍵盤楽器において純粋なハーモニーの代わりにメロディーが破綻する 問題だったのですが、この話は自分の制作における現在の違和感に重 なりました。本来一体であるべきものの中で起こる衝突とズレ、全体感 を守るための取捨選択の中で邪魔になる雑味の部分において、従来型 でない新しいバランスの発見が今後の課題です。
 
わざとらしさ、親切さ、明るさ、嫌らしさ、清潔さ、優雅さ、軽薄さ、 単純さ、純情さ、冷たさ、可笑しさ、明快さ、そのあたりからの逆算と 描画の繰り返しが今のところの私の制作です。瑣末なこだわりは変わって いきますが、自分が描いていても全くもって身近でない「絵画」と呼ばれ る存在に、私はいつまでも憧れと反感を持っています。」

作家と思しき方が在廊されていた。お話はせずにギャラリーを出る。

地下食品街に降りて三越を出る。三越前駅から銀座線に乗車して銀座駅で下車する。

Ginza Six にある銀座蔦屋書店に行き複数展示を観る。

FOAM CONTEMPORARYにて木原千春 個展「Vitalism Ⅻ





本展の開催にあわせて画集『木原千春作品集 Vitalism』が刊行されていた。

インフォメーションカウンター前にて田口愛子 展示「35.6693362, 139.7642580





作家の言葉

「裸婦画、裸婦像など美術史に残る多くの作品で人体の美が見られる。 
 歴史の中で美しさのトレンドはその時々で変わるが、人体そのものを美の対象とすることは現代でも変わらない。
 デジタルネイティブと呼ばれる若い世代は、スマートフォンやアプリを使いこなし、顔や身体を加工、修正し続け理想の美を手軽につくり続けている。
 そんなデジタル世代ならではの理想美の作り方を、人体画像のスキャナーによる解体、デジタル上でのコラージュなどを用いて作品に落とし込んでいる。
 身体に宿る有機的形態(オーガニックフォーム)そのものを変形させた新たな生命体「ボディ」を、作品のアイコンとして使用。
 “その生命体が実際に存在しているとしたら“がテーマに、グーグルストリートビューを背景に、ボディを配置して描いている。
 現実を象徴するグーグルストリートビューを利用することで、虚構の存在であるはずのボディのリアリティ感を高めている。
 現実と虚構、デジタルとアナログ、を行き来できるインタラクティブな作品に仕上げている。」

スターバックス前、水戸部春菜 作品展示「耳の山






作家の言葉より抜粋

「ドローイングは、背景の放出や状態の保存や記録の手段として用いてきましたが、それだけではない可能性があるのだと再認識しています。もしかしたら、絵画的表現以上の、人間同士のコミュニケーションとして、結びや離別などのツールとして使用できる可能性を秘めているのかもしれないと、意識しているのです。描くという手段について、私はたったの一部分しかまだ認知していないのかもしれません。」

Duke Jordan, Flight to Denmark



などを聴きながら外出していた。

6:00 起床。NY市場終値をチェック。

 

グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。

 

シャワー。

 

大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g260ml。飲みながら読書。

スロージョギング。腕立て伏せ15x 10セット。

 

8:30-9:00 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、タウリンサプリ (1000mg)、ナイアシンアミド (500mg)イヌリン粉末 6g、グリシン粉末 3gを摂取。

 

ストレッチ。ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)


雑用、音楽、休憩、読書、youtube。


自宅に設置してある絵画、織物、器、織物、立体作品を観て諸感覚にリズムと調和を与える。


14:00-14:30 第二食。自炊。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g程度) を摂取。


オーガニック生姜粉末を溶いた熱い生姜湯を飲む。


外出。

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