小林達也 絵画作品と展示

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某日。

5:30 起床。今日も今日とてNY市場終値をチェックした後、柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。

グラス一杯の水を飲みシャワーを浴びる。

珈琲を淹れて飲みながら読書。

購入した画家の小林達也氏の作品が自宅に届く。

05.23-07.26/2022 に栃木県那須町にある殻々工房にて開催された、「と/う/か」小林達也展、での展示作品の一つ。


タイトル:「とうか/sweet」
2022年
900x610(mm)
パネルに寒冷紗、建材パテ、カゼインテンペラ、色鉛筆、マジック

側面に20.11.16と記してある。完成は2022年とあるから、おそらく製作を開始した日なのだろう。完成したのが個展直前なのであれば、完成まで1年半ほど費やしていることになる。

小林氏の作品を初めて拝見したのは、2019年8月に横浜のGalerie Parisで開催された個展『空に着地』に於いてだった。その場でいつか自宅で作品を観たいと思ったのを憶えている。2021年10月同ギャラリーでの個展『大きな線 もしくは星』にも伺った。どちらも極めて充実した展示だったという記憶がある。

テンペラのマットで発色の良い豊富な色彩。各種画材のマチエール。こうしたものの多様な形状の重なり合い・隣接具合・透け具合。具体的なイメージを喚起せずに感覚にリズムと動的な調和を与える画面。色彩そのもの、マチエールそのものが愉しそうだ。

様々な文脈でこれらの絵画がどのように位置付けられるのか。位置付ける必要があるのか。その辺は分からない。

一方で、観る前からこれは絵画であるという先入観に規定されて最初から絵画として観ているということはある。この・あの画面が、この・あのサイズでこの・あの構造をもっていることには上述の「愉しそう」と両立する感覚的必然性があり、だからこそ会場でこの・あの作品として展示されているのだろうから。

他方で、パッと観て「絵画だ」という印象を生むような、刺激の強さや即効性を持つ画面ではない。観るのに時間を要する。ゆっくりじっくり観るように画面がいざなう。そう感じる。そう感じない人もいるだろう。いざないに応じて、引いたり近づいたりしてゆっくりじっくり観ていくと、観ることの愉楽を深く味わうことができる。そうした体験が生じるからこそこれは紛れもなく絵画なのだ、という実感も自分には確かにある。自分は絵を観るだけで描かないからわからないけれども、絵を描く人であれば描くことの愉楽も味わうことができるのかもしれない。

鑑賞体験は観る度に少しずつ変奏していく。見飽きない。自宅でいつもそのような鑑賞体験ができるようになって嬉しく思っている。

さてその小林達也氏が、09.17-10.10/2022 に横浜市民ギャラリーで行われる「新・今日の作家展2022」に展示参加する。個展直後であるが新作も発表される由。拝見するのが楽しみ。対談も予定されている。

(追記。上の展示に行ってきた。「小林達也さん展示 横浜市民ギャラリー」)

小林達也氏のサイト

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9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、ルテイン、ゼアキサンチン、イヌリン粉末 5gを摂取。

スロージョギング、ストレッチ。

ホットココア。音楽。読書。

今日は他の絵ではなく小林さんの作品を観て過ごす。

Organic Psyllium Whole Husk Fiber 5g を水に溶いて飲む。

15:30-16:00 第二食。自炊。亜鉛 (Nature Made 10mg)、ビタミンC (1.5g) を摂取。

Coconut oil pulling をして就寝。
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