ニコ・ニコルソン、佐藤眞一『マンガ認知症』
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某日。
ニコ・ニコルソン、佐藤眞一『マンガ認知症』(ちくま新書、2020) を読む。
2017年にDale Bredesen, The End of Alzheimer’s: The First Programme to Prevent and Reverse Cognitive Decline of Dementia (Avery, 2017) とAmy Berger, The Alzheimer’s Antidote (Chelsea Green Pub Co, 2017) を読んだ。前者には邦訳がある。デール・ブレデセン『アルツハイマー病 真実と終焉』(ソシム、2018) 。予防のためにも学ぶことの多い2冊。
認知症は病気というよりも、脳への各種損傷に対する脳自身の防衛機序が症状として現れたもの、というのが基本的考え。例えばβアミロイドはこうした防衛機序が各種損傷への対応した結果として生み出された産物であって、認知症(特にアルツハイマー病)の原因ではない。
ちなみに、高血糖、インスリン抵抗性、糖尿病は、βアミロイドを介してアルツハイマー病と密接に関連するようだ。インスリンが血中で血糖値を下げたあと、身体はそのインスリン分子を分解する必要がある。さもないと低血糖になるからである。このインスリン分子分解を担うのが IDE (insulin-degrading enzyme; インスリン分解酵素) 。IDEにはもう一つ、βアミロイドを分解する働きがある。IDEは同時にこれら二つを十分に行うことはできない。糖質過剰摂取、高血糖だと高インスリンレヴェルになる。身体的生存にはインスリン分解優先。βアミロイドは分解されないまま蓄積し、アルツハイマー病発症の促進と悪化に寄与することになる。
『マンガ認知症』を読み、Bredesen の新しい書籍はあるのかと思い検索する。
昨年、The First Survivors of Alzheimer’s: How Patients Recovered Life and Hope in Their Own Words (Avery, 2021) を出版していた。購入し読む。Kindle 版で570円。
Bredesenらが作るプロトコルに従うことで、アルツハイマー病発症・進行から、症状軽減や発症前の状態に脳が戻ったことを経験した患者7人の手記と、Bredesenによる記述からなる。以前より細かい分類になったようだが基本線は変わらず。良い復習になった。
日中散歩に出る。30年以上付き合っている Frank Zappa, Waka/Jawaka; The Grand Wazoo を聴きながら歩く。
肌寒い温度。部屋着フリースを纏う。Patagonia R2。2013年の製品。まだまだ着用できる。下はNorth Face のアルパインライトパンツ。体が楽すぎて家でも外出時でもこれを穿いていることが多い。
5:30 起床。NY市場チェック。
グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。
シャワー。
珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら読書。
スロージョギング。
9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、ルテイン、ゼアキサンチン、イヌリン粉末 5g、グリシン粉末 3gを摂取。
ストレッチ。ホットココア(オーガニック、非アルカリ処理)。
絵画、織物、器、立体作品、をゆっくりじっくり見て諸感覚に刺激を与える。
Organic Psyllium Whole Husk Fiber 5g を水に溶いて飲む。
15:30-16:00 第二食。自炊。亜鉛 (Nature Made 10mg)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g) を摂取。
総脂質摂取量約 140g (オーガニック・エクストラバージン・コールドプレス・ココナッツオイル 70g、オーガニックエクストラバージンオリーブオイル 20g、魚などから 30g、ナッツ類など 20g)。
総野菜摂取量約 800g。
総食物繊維摂取量 45g ほど。
総タンパク質消化吸収量 50g 程度
摂取 Net Carb (炭水化物マイナス食物繊維) 量約 50g。
Coconut oil pulling、腹式呼吸、就寝。
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