続いて多田恋一朗 個展、小笠原美環 個展を観る

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某日。


ギャラリーを出て中目黒駅に戻り移動する。

Marcin Wasilewski Trio, January を聴きながら。


渋谷駅で銀座線に乗り換えて外苑前駅で下車する。

歩いて Taku Sometani Gallery に向かう。開催中の多田恋一朗 個展「色めく屍肉」を観る。

「今回の個展では、多田がこれまで制作してきた様々な作品のなかでも、10年以上描いてきたポートレートに焦点をあて展覧会を構成致します。」と記してある。








最初の2枚はギャラリーの記事を引用すると『多田恋一朗のライフワークともいうべき「君」シリーズ』に属する。作家は『「君」の生命力溢れる死と、その裏にある物語を感じとっていただけたら』と記している。

ギャラリストによると、モチーフは同じでも今回の「君」作品には部分的に新しい技法が取り入れられているとのことで、新しい技法が取り入れられる前の作品をバックヤードからわざわざ出してきて見せて下さる。ありがとうございます。確かに絵肌と画面から得る感覚が異なるのだった。

ギャラリーを出てすぐ近くにある Maho Kubota Gallery に行く。開催中の小笠原美環 個展「Himmel」を観る。




雲や空がモチーフだと、どうしても上述のエントリー「
読書をしてロバート・ボシシオ展を再訪する」で画像を挙げた、同じ日に観たロバート・ボシシオの作品と比較してしまう。絵肌の複雑さが全く異なる。

ギャラリーのサイトによると「彼女の特徴的な技法は、青みがかったグレートーンの油絵具を使い、キャンバス上で滑らかに筆を走らせ、わずかな筆のタッチでミニマルに表現することです。キャンバスの広がりの中で限られた色彩を用いながら」とのことなので絵肌が異なるのは当然のことだ。

ギャラリーを出る。
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