ウィリアムモリス 珈琲&ギャラリーで林哲夫 作品展を観る

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某日。


京橋駅から銀座線に乗車する。表参道近辺でやっている展示情報を調べたところ観たいものがなかったので表参道駅では下車せず渋谷駅で降りる。

いつものようにウィリアムモリス 珈琲&ギャラリーに行く。今月の展示は「林哲夫 作品展 旅立ちへコーヒーもう一杯」。モカを飲む。


DMに使用されているこの油彩画は、本個展直前に発売された林哲夫 編集「喫茶店文学傑作選」(中公文庫) の表紙画としても使われている。


林さんは今回のこの書籍の前に「喫茶店の時代」 (ちくま文庫, 2020) を著している。


展示にちなんでウィリアムモリスでは両書籍を限定数販売していた。

パリの書店や建物の窓を描いた油彩画



肖像画

「中也」


「フィンセント」


色の着いた紙を切って貼り付けている作品


コラージュ作品



他にも猫の極めて写実的な絵、少女の素描画、なども展示されている。

建物の窓を描いた作品が良いと思い購入するかどうか一瞬考えるも、店主さんと話しながら、できれば初めて絵画作品を購入する人にこの作品が渡るのであればそちらの方が良いのでしょうね、となり、展示最終日まで待つことにする。最終日まで購入者がいなければ、あらためて購入するか考えることにする。新生活のこともあり購入しない可能性が高いけれども。

林哲夫さんは古本者としても著名な方で、在廊時には絵画作品を観にくる人よりも、自分が見つけた古書を林さんに見てもらい認めてもらいたくてやって来る古本者の方が多いことがあるようだ。

そういうわけで自分は作家の在廊日は避けて観に来たのだった。他に誰もお客さんがおらず店主さんとお話ししながら1時間ほど滞在して作品を観る。

お店を出る。もう少し展示を観ることにする。

京橋からは Ned Doheny, Hard Candy を聴いていた。


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