自由意志についての書籍・絵画についての書籍・草木染め糸・ウィスキー
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某日。
一昨日、昨日と隣のスーパーマーケットで食料を買った以外は外出していない。
今日も夜まで外出なし。読書が捗る。
Robert M. Sapolsky, Determined: A Science of Life Without Free Will (Penguin, 2023) を読み始める。
読了済みの800ページに渡る前著 Behave: The Biology of Humans at Our Best and Worst (Penguin, 2017) では、自由意志の存在余地がほとんどないことをさまざまな観点から科学的証拠とともに論じ切った (自由意志が「100%」存在しないことを示すのは、その性質上科学の仕事ではない。「自由意志の存在余地がほとんどない」というのは、現状で入手可能な最良の証拠に基づく一番確からしい仮説。「自由意志が存在する」という考えにはそのような科学的証拠がない)。
この前著で著者が言うように
"The pages of this book show our social world is ultimately as much a product of our determined, materialist brains as are our simple motor movements” (p. 592).
「この書籍のページが明らかにするのは、私たちの社会的世界は、単純な運動と同様に、究極的には私たちの決定された物質主義的な脳の産物である、ということである」(p. 592)。
自由意志が存在しないなら、一方でその社会法的含意はとても大きく、他方でしかしほとんど全ての人間の行動の理解の前提あるいは枠組みとされている自由意志 (不在の場合の責任能力の問題も含めて)を前提しない生は非常に難しい。
これら2点について、同著で著者は率直に
“I can’t really imagine how to live your life as if there is no free will. It may never be possible to view ourselves as the sum of our biology. …” (p. 612).
"まるで自由意志がないかのようにしてどのように生きるのか、私には想像することができない。我々にとって、自分自身をただの生物学の総体として見ることは不可能なのかもしれない" (612ページ).
と述べている。今回の書籍は、自由意志の存在余地のなさへの議論をさらに展開するとともに、これら2点について正面から立ち向かう書籍になっている。タイトルを直訳すれば「決定されている: 自由意志なき生の科学」。
読み進めるのが楽しみ。
佐藤廉邦「絵画空間の哲学」(ちくま文芸文庫, 2024)。
3日外出していないせいかさすがに外出したい気分になり、夜バーに出かける。
シングルモルトウィスキーをストレートで2杯飲む。
自分にとって会話をして楽しいお客様が複数同席されており長居することになる。それに伴って店主さんにお任せでシングルモルトウィスキーをストレートで呑む。
6:30 起床。雨のため柱サボテンとボトルツリーは室内に入れたまま。
シャワー。
オーガニック生姜粉末を溶いた熱い生姜湯を飲む。
大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながらyoutube, 読書。
スロージョギング。腕立て伏せ10回x 10セット。
9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、タウリンサプリ (1000mg)、ナイアシンアミド (500mg)、イヌリン粉末 6g、グリシン粉末 3gを摂取。
ストレッチ。ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)。
休憩時間に、自宅に設置してある絵画、織物、器、織物、立体作品、をゆっくりじっくり見て諸感覚にリズムと調和を与える。
15:30-16:00 第二食。自炊。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g程度) を摂取。
休憩、音楽、読書、雑用。
マグネシウム (にがり顆粒 2g) を摂取。
バーに出向く。
帰宅。
就寝。
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