久留米絣展、赤塚祐二展を観る
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某日。
エントリー「公的機関で新生活に伴う手続きをして坂田あづみ展を観る」の続き。
坂田あづみ展の会場を出てエスカレーター側に歩くとすぐに別の展示空間があり何か展示をしているのに気付く。入ってみる。
場所は同じく松屋銀座7階のデザインギャラリー1953というところ。 第786回デザインギャラリー1953企画展「不滅の久留米絣/未来に繋ぐ Kurume Kasuri: A Heritage for the Future」を開催している。
サイトより
「久留米絣は19世紀初め頃、井上伝という12歳の少女のアイデアにより生み出された木綿の着尺です。縦糸と横糸、両方を括って染色し、規則性をもって織り上げることで、縦横絣の表現を実現しています。木綿に藍染を基本とした久留米絣は多くの人たちの日常着として、広まって行きましたが、昨今、人々の着物離れが顕著になり、久留米絣も時流に則したあり方が求められています。
デザインギャラリーでは、これまで伝承されてきた久留米絣の技法や製作のための道具、また、現代に生きる久留米絣を商品化している「井桁の会」の活動を紹介します。」
展覧会担当である、テキスタイルデザイナーでNUNOを率いている須藤玲子氏の、開催にあたっての言葉
「久留米絣は現在、福岡県久留米市、筑後市、八女市、八女郡広川町、三潴郡大木町にわたる地域にて生産される絣布です。久留米絣のうち、純綿正藍、手括り、手織りは国の重要無形文化財に指定されています。一方1909年に絣の括り工程を担う絣括り器の開発に成功し、手工業的な分業が確立し、質が高く量産も可能な工程が整いました。このエリアは、重要無形文化財の工芸品から家内制手工業製品まで手掛け、世界が羨む絣布を織る稀有な染織産地です。」
開催していることを知らずに偶然観たのだが、観てよかった。
松屋銀座を出て通りを2本挟んだところにあるコバヤシ画廊に向かう。
開催中の赤塚祐二展を観る。
他に鑑賞者がおらずゆっくり観る。
ギャラリーを出て松屋銀座の地下に降りて食品街を見て回る。楽しい。
松屋銀座を出て少し銀座の街を散歩する。
Radiohead, In Raibows を聴きながら。
銀座駅に戻る。
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