民族衣装展、西村祐美展を観て西村祐美作品を購入する

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某日。

3日間、隣のスーパーマーケットに行く以外は外出しなかった。

午後に外出する。それまでは家で読書、音楽、yotube動画、雑用。

Friedrich Gulda の4枚組バッハ平均律 Das Wohltemperierte Klavier の disk 2 などを聴く。


Lewis A. Kirshner (ed.), Between Winnicott and Lacan: A Clinical Engagement (2011) の

4. Mardi Ireland, Vicissitudes of the Real: Working Between Winnicott and Lacan
5. Lewis A. Kirshner, Applying the Work of Winnicott and Lacan: The Problem of Psychosis

などを読む。

外出。

銀座線の外苑前駅で下車して伊藤忠商事株式会社のビルに向かう。

ITOCHU SDGs STUDIO Gallery に入る。開催中の「肌で感じる、世界の民族衣装展」を見るのが目的。独立行政法人国際協力機構 Japan International Cooperation Agency (JICA) 主催ということで、JICAが担当する多くの民族の様々な民族衣装が数多く展示されていると思い行ったのだった。

行ってみるとこじんまりとした展示でそれほど多くは展示されていなかった。興味深く見たけれども。

ギャラリーを出て徒歩でGALLERY SAOH & TOMOSに向かう。

入る。開催中の西村祐美 個展「Interplay」を観る。ギャラリーから頂戴していたDMを見て興味を持ったのと、ウィリアムモリス珈琲&ギャラリーの店主さんに、自分が好きそうな展示をGALLERY SAOHでやっていることを教えてもらっていたこともあって、行ったのだった。

作品全体と部分



額装作品、全体と部分



作品群






ギャラリーの方の説明によると、白い作品は、パネルの上に配置した糸にアクリル樹脂を加えて、そこから彫り出すと言えばよいのか、糸を持ち上げて立体にすると言えばよいのか、いずれにしてもそのように制作されているようだ。作品によって白色のトーンが微妙に異なるのは使用している糸の色の違いだという。


黒い作品は、作家自らの手で糸を粉砕したものをアクリル樹脂で練り合わせてペイントし平面にしたもの。糸を顔料として扱う絵画シリーズ。

1点購入した。


150x150(mm)、リサイクル麻糸、アクリル、パネル。

大枠ではテキスタイル作品が好きなこともある。一見するとどの作品も同じように見えるのだがゆっくり観ると微妙な表情の違いがあって見飽きない。そのなかで、糸の細さとその細さゆえの複雑さと繊細さを備えた立体、その立体と白い色のバランスから自分にはとりわけ造形的に優れて美しく感じたこと、ミニマルでありながら自分が好む密度があること、底面のパネルが見える部分がほぼないこと、他の作品群は綿糸か麻糸が使用されている中で、唯一リサイクル麻糸が使用された作品でリサイクルのさらにリサイクルであるのが面白く感じたこと、から選んだのだった。

具体的には記さないけれども驚くほど低価格だった。新生活のことを考慮しても購入できる価格だったので、これまでの購入を見送る方針を変更して、購入したのだった。

作家の言葉より

「以前は学業や仕事を通じて映像やウェブメディアに関連した活動をしていた。... もっと本質的な素材に立ち返りたい、自分の指で何かを形にしたい」とのことで「興味を持ったのがテキスタイル」だったとのこと。「なかでも、手織りが持つ『反復と集積』...人の手により反復を行うために」生じる「エラー」を面白く思ったとのこと。「実体としての素材の面白さ」と「反復と集積」。

今回の展示について
「『Interplay』と題したこの展示では2023年より新しく始めた2つのシリーズを展示します。
2023年以前まで、反復することや素材を扱うことへの関心から織りを軸に制作を行ってきました。自らが織った布を板に貼り、その上から絵の具を塗布し、作品の形を模索していくなかで、次第に自分にとって織りという行為は絵画においての支持体やキャンバスの構築にあたるのではないかと思い至るようになりました。そして自身の制作の中で「美術」と「テキスタイル」の領域が互いに影響しあうようになりました。そうした相互作用の働きによって、それぞれの領域単体では成し得ないことを可能にできるのではないかという探究が、自身の制作の根幹を支えてきたのではないかと思うのです。
今回の新しい2つのシリーズでは新たな挑戦として、これまで使用してきた織り機を用いずに、独自の手法で構成しています。自分で織るという制約から少し離れてみることで「美術」という領域、「テキスタイル」という領域、それぞれの相互作用 (interplay) をより中庸に、より広い可能性を持って展開できるのではないかという試みです。」

非常に真摯な制作姿勢と言語化の努力が滲み出ている。作家の言葉はギャラリーのウェブサイトには掲載されておらず、作品の購入前には読んでいなかった。購入後に、作家の言葉が印刷されている紙媒体がギャラリー受付の台の上に置かれているのに気付いたところ、ギャラリーの方が下さったのだった。購入前に読んでいたら購入への動機がさらに強まっただろうけれども、購入後に読んで作家の在り方を知り、さらに購入して良かったと思ったのだった。

上記作家の言葉に、今回の展示は新しく始めた2つのシリーズの作品群、とある。前回の個展の画像・説明は、作家のインスタグラム (例えばこの投稿) やギャラリーのサイトで見ることができる。確かに異なるシリーズ。

今回の作品シリーズの制作過程の一端をこちらの動画で見ることができる

GALLERY SAOH & TOMOSで2作品目の購入となった。1作品目はエントリー「荒井虹子個展をGallery Saoh & Tomos で観る」で画像を掲載している。

6:00 起床。NY市場終値をチェック。

グラス一杯の水を飲む。雨のため柱サボテンとボトルツリーは室内に置いたまま。

シャワー。

 

大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g260ml。飲みながら活動。


腕立て伏せ10x 10セット。

 

9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、タウリンサプリ (1000mg)、ナイアシンアミド (500mg)イヌリン粉末 6g、グリシン粉末 3gを摂取。

 

ストレッチ。ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)


読書など。少し昼寝。


外出。

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