搾油機を購入してごま油を搾り料理を作ってチーズケーキを食べる

(
某日。

終日在宅。

Sam Prekopによる同名タイトルアルバム Sam Prekop


などを聴く。

Ruth Asawa: Citizen of the Universe (Thames & Hudson, 2022)


を読み始める。購入についてはエントリー「Ruth Asawa作品集を購入して料理を作る」で記した。

とても面白い。面白いのだが今日はオーダーしていた品物が届きそちらに気持ちと時間を費やして、あまり読めなかった。

オーダーしていた品物というのは電動搾油機。ごま油やエゴマ油を自分で自宅で作って食用にするためのもの。

自分は市販のサラダオイル類は20年近く買っておらず使用していない。そもそも体がもたれるのだった。外食を少しはしていた頃もフレンチフライを含め揚げ物はほとんど食べなかった。脂質についての書籍を数冊読んだところ、体内で炎症反応を起こし体に悪いとのことでもあった。体がもたれた感じがするのにはそのような原因があったのかもしれない。

読んだ書籍は例えば




James DiNicolantonio & Joseph Mercola, 
Superfuel: Ketogenic Keys to Unlock the Secrets of Good Fats, Bad Fats, and Great Health (Hay House LLC, 2018)


など。脂質の種類と細胞膜にとっての重要性については例えばエントリー「加工食品 細胞膜 炎症 オートファジー Metabolical (4)」で触れた。

市販のサラダオイルにはオメガ6多価不飽和脂肪酸 (PUFA: poly unsaturated fat) であるリノール酸が大量に含まれている。この脂質は体に必要な脂質ではあるけれども必要量は多くない。サラダオイルを普通に使用していると過剰摂取になる。多価不飽和脂肪酸は不安定で酸化しやすいため、市販のものは生産から時間が経っており酸化している可能性が高い。仮に酸化していなくても過剰摂取分は体内で酸化して炎症反応の原因になる。また市販のサラダオイルは精製方法自体に問題があり少量でもオメガ6をサラダオイルから摂取するのは体に非常に悪い。そもそもサラダオイルを摂取しないほうが良い。また加工食品も極力避けるべきである。原材料に「植物油脂」と記してあればこの悪い脂質が入っているので。

大体そういう話だった。そういうわけで自分は全部自炊、加工食品は食べず外食も不可避の場合以外はしない。

ごま油はオレイン酸も含まれており市販のサラダオイルよりはリノール酸含有量が少ないけれどもそれでも結構多く含まれている。エゴマ油にはオメガ3多価不飽和脂肪酸であるα-リノレン酸が多く含まれている。これも不安定で酸化しやすく市販のものは販売時にすでに酸化している可能性が高い。あるいはこちらも、仮に酸化していなくても過剰摂取すれば体内で酸化して炎症反応の原因になる。

普段はエクストラヴァージンコールドプレストの、ココナッツオイル・オリーヴオイル・マカダミアナッツオイルを使用している。製法と酸化の心配はない。オメガ3は主に青魚類から摂取している。ごま油は味は好きなのだけれども上述の理由から滅多に使用しないのだった。料理に使えるし使いたいのだけれども。

それなら自分で作ればいいじゃない、作ってその場で食せば酸化の問題も、精製の問題も、摂取量の問題も、解決するじゃない、と思った。そこで、高温にならない、化学精製を一切しない、ただ圧力で油を搾るだけの家庭用搾油機を調べる。手動にしようかとも思ったのだが、搾るのにそれなりに力が必要なことから、高頻度で搾るなら手動だと段々と面倒になるのではないか、また加齢とともに力が弱まりそもそも搾らなくなるのではないか、と思った。そういったわけで、電動搾油機をパートナーと共同で購入したのだった。

直近では Catherine Shanahan, Dark Calories: How Vegetable Oils Destroy Our Health and How We Can Get It Back (Hachette Go, 2024)


というのが出ている。未読。サラダオイルが身体にいかに有害であるかについての役立つ情報が含まれた良書のようだ。メッセージは、サラダオイル摂取を止めるあるいは最小限にすること、代わりに上述のようなココナッツオイル・オリーヴオイル、グラスフェッドのバターや良質なラード、良質のオメガ3、を適切なバランスで摂取すること、というものだろう。すでにこのメッセージ通りの生活をしている自分は読まなくてもいい本のような気がして購入していない。

早速ごま油を作りパートナーの料理を作る。


画面右側中央の銀の計量スプーンのような形の容器に入っているのが搾りたてのごま油。豚ロース・キャベツ・玉ねぎを蒸した物に垂らして食べる。塩胡椒か、画面右下にある黒酢醤油をかけて。ごま油に使用したごまの搾りかすを使ったブロッコリーの胡麻和え。

とても風味と味が濃くて美味しい。油だけを食べても持たれる感じがしない。搾りかすは思いの外粉々にはなっていなかった。胡麻和えや棒棒鶏タレのようなものを作るにはより細かく粉砕されている方が良い。細かく挽くためにミルサーを購入する。近日到着予定。

今日は家にあった市販の有機白炒りごまを使った。炒ってあるということはすでに熱せされているということで、販売時にはすでに酸化が少しは進んでいるだろう。すりごまとは違い、ごまの中身が外気に触れていないからすりごまほどではないだろうけれども。次回ごま油を作る時には洗いごまを準備しよう。そのままごま油を作る、煎って炒りごまにしてからごま油を作る、など。また白胡麻、黒胡麻、金胡麻、での味の違い、混ぜた場合、など。どの味が一番好みなのか、少しずつ試していこう。楽しみ。

無農薬のエゴマの種も購入しておこう。一時、エゴマの種をスナック代わりにつまんでいたことがある。味はとても好みだった。地味深いというか。青魚からのオメガ3を少し減らしてその分をエゴマ油から、ということになるだろうか。

エゴマ油も楽しみだけれども搾りかすも料理に使うのが楽しみ。

味、機械の使い勝手、ともに非常に満足する。

とても良い買い物をしたと思う。体への、油への、設備投資のようなもの。

パートナーが久しぶりに低糖質チーズケーキを作ってくれる。ラカンカが心なしか化学的に負担のある味に感じるため、代わりにマヌカハニーを少量入れる。電子レンジで焼くことができるので簡単。

焼けたところ。電子レンジ内で粗熱を取る。


粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。


熱いほうじ茶と一緒に食す。とても美味しい。ありがとう。

6:00起床。NY市場終値をチェック。

 

グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。

 

シャワー。

 

大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g260ml。飲みながら読書。


スロージョギング。腕立て伏せ10x 10セット。

 

9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、タウリンサプリ (1000mg)、ナイアシンアミド (500mg)イヌリン粉末 6g、グリシン粉末 3gを摂取。

 

ストレッチ。ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)


音楽、休憩、雑用、youtube。


15:30-16:00 第二食。自炊。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g程度を摂取。


搾油機到着。料理。


チーズケーキを食す。


マグネシウム (にがり顆粒 2gを摂取。

 

Coconut oil pulling、軽くストレッチと腹式呼吸、就寝。

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