札幌・小樽旅行 (5) 札幌に戻りモエレ沼公園で高低差52メートルの限界を知りお腹がもたれる
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某日。
エントリー「札幌・小樽旅行 (4) 小樽のワインビストロカタバミで食しバーで希少ウィスキーを飲む」の続き。
札幌・小樽3泊4日の旅、3日目の朝。
小樽のホテルで朝食を摂る。和食洋食を選ぶことができる。別々のフロアーにあり両方食べることはできない。和食は海鮮丼ブッフェ、洋食は洋食ブッフェ。朝食ではできるだけ野菜摂取をしたい自分は洋食を。パートナーはどちらでも良いのだろうけれども昨日のランチに素晴らしい魚介類を食べたことでそこまで海鮮ものへの欲がなくパートナーも洋食に。
このホテルではサラダのためにオリーヴオイル・塩胡椒・ナッツ類トッピング、は用意されていなかった。調理済みのドレッシング類しかない。胡麻ドレッシングを選ぶ。胡麻が入っている分サラダオイル含有量が少ないのではと思ったので。超加工食品であることには変わらないけれども仕方がない。
面倒くさい人で申し訳ない。
野菜摂取完了。
部屋に戻り、マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、ナイアシンアミド (500mg)、を摂取。
本日は前々日と同じ札幌のホテルに泊まることになっている。
雲ひとつない快晴空。風が強いけれども寒いということはない。ということで屋外で気持ちよく時空間を過ごそうと思い、イサム・ノグチ設計のモエレ沼公園に行くことにする。イサムノグチの作品群は例えば横浜美術館での展示「イサム・ノグチと長谷川三郎 -変わるものと変わらざるもの」で鑑賞している。モエレ公園は公園全体が作品となっている大地・地球彫刻のようなものだろう。
10:00過ぎ小樽駅。昨日は10:00過ぎに小樽駅に到着したから丸い1日小樽に滞在したことになる。計画を立てて訪れたわけではないけれどもとてもいい記憶の残る時間を過ごした。
電車入線。10:08分。
Steve Reich, Double Sextet / 2x5
を聴きながら。
札幌駅に到着。札幌駅のコインロッカーに公園を回るのに不要な荷物を入れてタクシーで公園に行こうと思うもコインロッカーが軒並み使用済み。
ホテルに預けることにする。預ける。
ホテル前にタクシーが1台待機していたのでそれに乗車してモエレ沼公園まで向かう。モエレ沼公園には地下鉄とバスで行くことができるけれども乗り継ぎなどで多少時間がかかる。お金で時間を買う。
公園入り口の駐車場に到着。運転手さんが、帰る2、30分前に連絡いただければ帰りもお迎えにあがります、とのこと。タクシーが待っていることはあまりなくバス本数も多くないようで。ありがたい。連絡することにする。
入り口前。ここだけが狭い空間にまとまって赤黄緑の紅葉を見せている。11:54分。
公園に入る橋から。中央右側に見えているこんもりした山がモエレ山。
中央右に見えている施設は「ガラスのピラミッド」。
画面中央上、楕円状に松の木が覆っている場所は「海の噴水」という施設。設定された時間に大きな噴水が上がる。
画面中央上部の低いピラミッドのようなものは「プレイマウンテン」。
モエレ山の高さは麓から山頂まで52メートルある。登りは螺旋上の通りに設置された階段で登っていく。
残念ながらパートナーの登山体力の限界は高低差52メートルであることが判明する。山頂到着前に膝がガクガクになり疲労している。
山頂に到着。風が吹いてくる方向に体をある程度傾けても倒れないくらいの強風が吹き荒れていて、パートナーは足の疲れもあって少し恐怖を感じていた。
山頂から降りる方向には階段がなく、人が通ることでできた道のような窪みのようなところを歩いて降りる。風と足の疲れもありパートナーは怖かったようだ。
無事麓まで降りる。
パートナーには少し休憩が必要。麓に広がるよく手入れされた芝生の上で少し休憩する。シートを敷いてピクニック風なものを楽しんでいる方々がいる。山頂ほどではないけれども風は強い。
「コンサートや舞踊などのパフォーマンスの舞台」である「ミュージック・シェル」
巨大な円柱の表面は特殊な磨き方をしており、光線を浴びると輝きが多彩に変化します。」
何を思ったか普段全く食べないサラダオイルでの揚げ物をパートナとともに買って食べてしまう。普段全く食べないのは食べるとお腹がもたれて体調不良になるのがわかっているからだ。
買ったのは売れ残っていたカレーパン、ザンギ、モエレ珠という揚げドーナツ。カレーパンも揚げドーナツも今世紀初めて食べる。ザンギは数年前に一つ食べた記憶がある。
風が強いけれどもピラミッド前に芝生に座って食べる。ちょうど噴水が発射される時間で高く上がる噴水を遠くから見ながら食べる。
目の前には長方形に整えられた区画の中で紫色のすすきが、風と光の具合で色と形態を変えながら綺麗に風になびいている。
イサム・ノグチの作品
ピラミッド内にギャラリーがある。てっきりイサム・ノグチの作品群が展示されているのかと思い込んでいたらそうではなかった。モエレ沼公園の歴史、イサム・ノグチの設計にまつわる各種資料、イサム・ノグチの作品集書籍、を見るスペースだった。
設計はイサム・ノグチだけれども実際に制作されたのはイサム・ノグチが亡くなってだいぶ経ってからだったようだ。行政というのは時間がかかるのだとよくわかる。仕方のないことなのだろう。
ピラミッドの屋上に登る。屋上から。
案の定お腹がもたれて体がだるく感じ始める。まあ極めて珍しい食事として記憶に残るから良しとしよう。もうカレーパンも揚げドーナツも食べることはないだろう。
まだ見ていないモエレ・ビーチ、サクラの森、を歩いて廻る。画像は撮影せず。
行きに乗車したタクシーに帰りのタクシーのお願いの連絡をする。
モエレ沼公園の1番外側をゆっくり歩いてタクシーを下車した場所に向かう。枯葉が良い感じで道路を覆っている。晴れて空気が乾燥しているからだろう、枯葉を踏み締めると良い音がする。踏み締めた感触もとても心地よい。音と感触を楽しみながら太陽光を浴びて歩く。何ということもないけれどもとても良い時間を過ごす。
行きと同じタクシーに乗車してホテルまで戻る。
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