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4月, 2025の投稿を表示しています

ガスファンヒーターを買い換え加湿器を買い料理を作る

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( 某日。 ガスファンヒーターが突然作動しなくなった。直前まで問題なく使っていたのに、スーパーマーケットに買い物に行く時に消して、帰宅後にスイッチを押したらもうつ かない。 15年ほど酷使してきたから仕方がないことかもしれない。おつかれさまでした。 Marcin Wasilewski Trio,  En attendant を聴きながらネットで検索する。 ほぼ同じタイプの最新機種に買い替える。空気を浄化するプラズマクラスター搭載、らしい。よくわからないけれども。 到着まで1週間弱。その間はエアコンの暖房で過ごさなければならない。エアコン暖房による自宅空気の乾燥が特にパートナーにとって辛いとのことで、加湿器を買いに近くにあるディスカウントストアに向かう。 このディスカウントストアにほぼ初めて入店する。頭でどう思おうと、この手のお店が苦手だと、身体がシグナルを発している。気が滅入る。疲れる。 とりあえず安いものを購入して試すことにする。 帰宅。 パートナーの料理を少しだけ作る。 立派な大根菜を買ってきていた。大根菜、油揚げ、豆腐のお味噌汁。大根菜とノンオイルのツナを、魚節につけた醤油と本味醂で水分が無くなるまで煮て火を通し、搾油機で搾ったばかりのエゴマ油と搾りかすを混ぜたもの。エゴマの香ばしい香りと食感が良い。自分が作ったのはこの2品。4食分ほどある。定期的にお邪魔するお宅の方から、自家製すだちマーマレードを味付けに使用したスペアリブを頂戴していた。それを1つと買ってきた筋子を出す。玄米とともに。 美味しかったようで何より。 スペアリブはもう2食分ある。筋子も冷凍してある。パートナーは大根と柚子の醤油漬けを作った。明日から2日は食べられる。キムチ、納豆、卵もある。明日明後日はこれらを組み合わさせて食べることができそう。 6:00 起床。N Y 市場終値をチェック。   グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。   シャワー。   大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆  20g 、 260ml 。飲みながら 読書。 スロージョギング。腕立て伏せ 15 回 x 10 セット。   9:00-9:30  第一食。自炊。マグネシウム  ( にがり顆粒  2g...

平野真美個展を神楽坂で観て麦茶のようなウィスキーを飲む

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( 某日。 エントリー「 KANESEI石井春子展示を観て装飾小箱を2つ購入する 」の続き。 お店を出て千駄木駅に戻る。千代田線に乗車して大手町駅で東西線に乗り換え神楽坂駅で下車する。 歩いてMaki Fine Arts に行く。 開催中の平野真美個展「 変身物語 METAMORPHOSES 」を観る。 「亡くなった愛犬の遺骨が納められた骨壺を CT スキャンし、3D プリンタで出力した遺骨を硝子や陶磁に作品化した「変身物語」」とのこと。 作家の言葉 「5 年間の闘病の末 2015 年に亡くなった愛犬の遺骨は、火葬の後に納骨せず、未だ実家の居間に置いてある。火葬の時、家族と触れたあの小さく美しい遺骨をもう一度見たいが、骨壷の中には辛くも幸せだったあの時間の空気が詰まっているようで、その蓋を開けることはできなかった。開けてしまえば、あの時間を失って二度と戻れないだろう。 私は 2018 年のある日、骨壷が入った骨箱ごと CT スキャンを撮ることにした。スキャンデータを元に遺骨の3Dデータを作成し、3Dプリンタで出力する。出力した樹脂製の遺骨を型取りし、様々な素材に変身させる。例えば硝子に、例えば陶磁に。その記憶も何もかも、死を境に失うものばかりだった死者に纏わる一切が、これを機に増幅していく。様々な素材に触れ美しさをそのままに変容する姿を見て、私は私自身の変化も受容できるように思えた。 現代の葬制は死を日常生活から遠ざけ、やがて死者は社会に実在しなくなった。重い墓石のなか、骨壺のなかに覆い隠された死者を、私の葬法で繰り返し変身させ、私は死者を失わない。その変身の過程を見せる物語である。」 静かな空間でなんとも言えない気持ちになりながらゆっくりと観る。 ギャラリーを出る。 本日はディナーのお誘いを受けていた。そのお店が神楽坂にある。 普段ギャラリー巡り以外では神楽坂に来ない。飲食のお店に入ったことがなく、待ち合わせの時間までまだあるので、探索がてら神楽坂を歩くことにする。 Carla Bley, Steve Swallow, & Andy Sheppard,  Lost Chords Find Paolo Fresu を聴きながら。 la kaguという商業施設。2Fで開催されているリユース着物の展示を観る。 大きな通りの各所にある小径に入りながら歩く。...

KANESEI石井春子展示を観て装飾小箱を2つ購入する

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( 某日。 本日は外食でのディナーの予定になっている。お誘い頂いたのだった。 その前に展示を観ておこうと早めに外出する。好天。 交通機関を乗り継いで千代田線の千駄木駅で下車する。団子坂下交差点を谷中方面に歩いて、目的地である 箱義桐箱店谷中店 に到着する。 店内で行われているKANESEI 石井晴子 (古典技法額縁制作・修復) 「 秘密の小箱: フィレンツェの古典技法で作る小さな箱 」展を観る。 「中世ヨーロッパから続く伝統的な額縁の製法で、当時とほぼ同じ材料で作りました。細密な装飾を施した小箱に大切なものを入れてください。小箱がお守りします。」 とのこと。 たまたまSNSで展示のことを知り、これは良さそうと感じて観に来たのだった。お店のことも作家のこともそれまで存じ上げなかった。 作家が在店されていたのでお話しする。というかいろいろと質問をしてお聞きする。 古典技法額縁制作・修復を専業としていること、同じ技法を用いて小箱を作り始めたのはここ5年くらいであること。 古典技法についてお聞きする。木枠にボローニャ石膏を数層塗り乾かす。紙やすりで磨く。ボーロと呼ばれる箔下地材を膠で溶いて塗り乾かす。水押し技法によって箔を施す。仕上げとして彩色、ニス、アンティーク仕上げ等を施す。 金箔水押しとボーロついては こちらのサイト に説明がある。 とても手間がかかっている。 作家は密度のあるミシッとした装飾を好む傾向にあるとのこと。自分も似た傾向を持っている。 たくさんの小箱作品がある。どれも素敵で、かつ小さいサイズを遥かに超えた作品情報量があり、目移りしつつじっくりと観る。感覚が疲れてくる。 販売しているのかお聞きするとしているとのこと。小箱だけではなく上掲画像に写っている額縁も販売している。購入した作品はそのまま持ち帰ることができるとのこと。本日は展示会期の初めの方ではない。初めの方にはもっとたくさんの小箱や額縁があったのだろう。 購入すること自体は決める。小箱に何かを入れる入れないに関わらず、どの小箱も素晴らしくて悩む。 結局同じ図案・サイズで箔違いのものを2点購入する。 金箔のものと、14k箔という金と銀を混ぜた、銀色に近い、水金箔と呼ばれることもある箔のもの。 箱を開ける 百円硬貨を参考にサイズ感 画像ではわかりにくいかもしれないけれども、箔の下地である赤褐色ボー...

伊庭野肇個展を国分寺で観る

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( 某日。 エントリー「 DOOKS Book Exhibitionを観てqp作品と横山雄作品集を購入する 」の続き。 コート・ギャラリー国立を出る。好天下、歩くか迷うも国立駅から中央線に乗車して2駅移動して国分寺駅で下車する。 兒島画廊 / 丘の上APTに行き、開催中の伊庭野肇 展「 ABSTRACT KOKUBUNJI 」を観る。 展示作品群の総面積が大きい。DOOKS exhibitionを観てきたせいもあり、感覚が痺れてくる。  会場には伏木庸平さんの作品も展示されていた。別日に撮影した画像だけれども。 部分 以前から伏木さん作品を購入しようか迷っているのだが購入していない。本日も購入しなかった。価格のことを除けば、作品を購入するときは瞬間的に決めていることがほとんどなので、そのように決めていないということは、どこか購入を躊躇させるところがあるのだろう。それが何なのか、自分ではわからないけれども。 ギャラリーを出る。 Joni Mitchell,  Hejira を聴きながら観ていた。 35年は聴いているだろうか。 Pitchfork Media 上で毎日曜日行われている、最新情報に基づいた 過去の名盤を再訪して詳細なレヴューを試みるシリーズで、昨年12月にこのアルバムがレビューされていた。10点満点が付いている。 https://pitchfork.com/reviews/albums/joni-mitchell-hejira/ 国分寺駅ビル内の成城石井で マカダミアナッツ を購入する。 お買い得。南アフリカ産だからだろうか。味も良い。 国分寺駅から移動する。交通機関を乗り継いで帰宅。 15:30-16:00  第二食。自炊。ビタミン C (L- アスコルビン酸   1.5g 程度 )  を摂取。 休憩、音楽、読書、雑用、youtube。 オーガニック生姜粉末を溶いた熱い生姜湯を飲む。   マグネシウム  ( にがり顆粒   2g )  を摂取。   C oconut oil pulling 、軽 くストレッチ と腹式呼吸、就寝。 )

DOOKS Book Exhibitionを観てqp作品と横山雄作品集を購入する

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( 某日。 好天。お昼前に外出する。 交通機関を乗り継ぎ国立駅で下車、コート・ギャラリー国立に行く。 開催中のDOOKS Book Exhibition Vol.8を観る。 DOOKS は「デザインから販売までを一環して行うアートブックレーベル」で「2014年から活動開始。作品そのものを見せることに徹した編集とデザイン、軽さと時間を意識した作りが特徴。書店は持たず柔軟な活動をしている。」 以下に記すように、自分はDOOKSから出ているアーティスト作品集を数冊、またそのアーティストの作品を数点、所蔵している。そういうわけでDOOKSのことは気になっており今回の展示を観に来たのだった。 今回の展示は「新しいタイトルの本を中心に、その実物の作品も合わせて展示します。また今年で10周年のDOOKSの活動全体を振り返るよう、本をカテゴライズして考察したり、本の出版と同時に行ってきた様々なプロジェクトもご紹介します。またデザインで関わってきた出版レーベルpaper companyの本も合わせて展示販売します。実物をまとめてご覧いただける数少ない機会」とのこと。 DOOKSからアートブックを出版しているアーティストの作品も展示されている。 横山雄 MANU FABER いとうりえこ 展示されていたqp作品を購入する。 2枚1組。 自分はこれまでqpさんの作品を3点所蔵している。 全て水彩の色。サイズは大きくても170x122(mm)ほど。今回購入した2枚組作品も水彩で同じようなサイズ。 これで所蔵するqp作品は5点になった。 DOOKSから出版されている、作品群の原寸大画像を掲載しているqp作品集4冊は全て持っている。 " 花の絵 " " 明るさ " " メイキング 明るさ " " 紙の上の音楽 " qpさん作品については エントリー「 花を巡る1日: 高田馬場でqp個展を観て作品を購入する 」「 qp個展で購入した作品が届く 」「 青木陵子・qp・工藤麻紀子3人展を観てqp作品を購入する 」「 購入していたqp 作品が届く 」「 絵画の色彩に関する書籍を読了し所蔵するqpさんの作品を改めて観る 」で記している。 今回購入した2点1組作品のタイトルは"音楽"。 作家の発言によると ...