杉原晴香個展を観てギャラリー移転の話を伺い図録を読みウィスキーを飲む

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某日。


「隙間」を出て蔵前駅に戻る。都営浅草線に乗車して三田駅まで行く。普段乗らない路線で新鮮。三田駅で都営三田線に乗り換えて白金高輪駅でさらに南北線に乗り換える。方面的に三田線を降りた目の前のホームで南北線を待つだけなので移動は不要。

白金台駅で下車する。目黒方面に歩いてJubilee Coffee and Roaster左脇の小道に入って少し歩く。

Pottari ポタリ Galleryに到着。開催中の杉原晴香個展「記憶の中に溶けてゆく」を観る。

最初の作品画像3枚に写っている大きな作品群に惹かれる。




大型動物の骨の化石のようだ。

小品群もたくさん






どれも化石のような質感。作家は在廊ではないけれどもギャラリストさんからお話を伺う。乾かした後に水を振りかけて湿らせて輪郭が少しだけ溶けたようにして焼くとのこと。焼く前、水をかけて待っているところ。よく見ると右上部の色が水を吸っている部分。そのため乾いている箇所と比べて濃いめの黄土色になっている。


焼いてある作品


他の作品1点


展示風景


作家が記している言葉

「ながれる日々
あたたかいこと
つめたいこと
蒸発し水滴となる
体内へ溶けこみ実となり
うつろいたちと混ざりあう」

ギャラリストさんより、次の展示を以てこの場所でのPottariを閉めることを伺う。2階がギャラリースペース、1階が陶芸教室になっているこの2階建の建物全体の雰囲気、1階2階で作業をされている人々、が自分には好ましく、また自分にとって興味深い展示が多く、残念に思う。と、展示をしたいという作家さんが多いこともあり移転であること、新しい場所ですぐに再開する予定であることを聞きホッとする。同じように好ましい空間だと思い継続を願う作家が多いのだろう。すでに物件は決まっていてあとはその物件内部の掃除・荷物整理をするだけなのだが、大量の蒐集品で溢れかえっている物件、とのこと。片付けが大変そうだ。蒐集品も観て見たいところだが。移転先はどの辺りですかとお聞きすると、中目黒と祐天寺の間あたりですと教えて下さる。定期的に都立大学のギャラリー巡りをし、中目黒の104 Gallery, Dessin, を訪れ、代官山ではArt Front Gallery、LOKO Gallery などに立ち寄る自分にとっては、現在の目黒・白金台よりも便利な場所になる。移転先にも定期的に伺うことになるのは間違いない。楽しみ。その前にこの場所での最後の展示にもお邪魔しよう。

ギャラリーを出て目黒駅方面に歩く。Steve Reich, Double Sextet / 2x5


を聴きながら。

コーヒー休憩を取りたいのだが、ポタリを出てすぐ近くにあるJubilee Coffee and Roasterは18:00までなので時間的に無理。途中にあるTully's コーヒー目黒東口店に入る。コーヒーを飲みながら本日撮影した作品画像を補正する。その後、先ほどFrobergueで購入した10周年記念企画展の図録を見る。


綺麗に印刷されている作品図版だけではなく、作家が、自身の作品とオマージュ先の作家と関係などを記した文章も収録されている。このような形で10周年記念企画展を開催することができることから、お客さまと展示作家にとても愛されているお店であることがわかる。

お店を出る。目黒駅アトレ内の成城石井店舗でマカダミアナッツ (パック) を購入して移動する。

帰路、バーに立ち寄る。

ウィスキーをストレートで5杯、途中でカルヴァドスソーダ1杯を挟んで、飲む。

うち4杯





お店の方と話しながら楽しく飲む。

23:30には帰宅。

マグネシウム (にがり顆粒 2gを摂取。

 

Coconut oil pulling、軽くストレッチと腹式呼吸、就寝。

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