西荻窪のギャラリーフェイストゥフェイスで展示を見る

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某日。


横浜から移動する。

Seal, Seal II を聴く。1994年発売の時から聴いている。もう30年近くになるのか。


西荻窪のギャラリーフェイストゥフェイスに寄り、グループ展「境界 Part II」を観る。19人の作家が作品を出展している。

ラファエル・ロドリゲス Rafael Rodríguez さん



ラファエル・ロドリゲスさんはセビリア出身の画家・版画家。同郷セビリアで生まれ生涯のほとんどをセビリアで過ごした大画家であるバルトロメ・エステバン・ペレス・ムリーリョのマリア像へのオマージュと解釈と思われる、手作り感溢れる木パネルに油彩のA4サイズ作品を出展している。

ギャラリーのオーナーさんの話では、ラファエルさん曰く、どんなに真摯なオマージュであったとしてもセビリアではこのような作品を発表できない雰囲気とのことだった。セビリアではムリーリョは、そしてマリア像は、そのような存在なのだろう。自分はラファエルさんの作品を4点所蔵している。購入したのは4年ほど前だろうか。うち1つは今回のものと同様にムリーリョのマリア像へのオマージュと解釈と思われる作品。継続的に強い関心があるのだろう。そのような宗教・文化的背景と強い関心がなく、あくまでも作品のために顔がデフォルメされ描かれた作品とは異なり、このように描くことには何かしら切実で緊迫した理由があるのだろう。そう感じたのが購入した理由の一つだった。

その頃の作品と比較すると、筆数が減り筆触が柔らかく色彩が穏やかになっている。一見すると以前よりもあっさりした画面になった印象を受けるのだが、ゆっくりじっくり見ていると顔のさまざまな表情がこちらに訴えかけるように浮かび上がってきて実はあっさりはしていなかった。

そのラファエルさんの親友で同じところで学び大きな壁画を一緒に描いたこともあるパブロ・イグレシアス Pablo Iglesias さんも参加していた。



木パネルにアクリル絵具のB5サイズの作品。

帰宅。

オーガニック生姜粉末を溶いた熱い生姜湯を飲む。

 

マグネシウム (にがり顆粒 1g) を摂取、coconut oil pulling、軽くストレッチ、就寝。
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