ただあやの 展を西荻窪で観る
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某日。
エントリー「兒嶋画廊で古布展を見て苗族の手縫い刺繍上衣を購入する」の続き。
ギャラリーを出て、飽和した感覚を休めようとカフェに入りコーヒーを飲む。
カフェを出る。ここで一旦パートナーとは別行動に移る。
自分は国分寺駅から西荻窪駅に移動して Gallery Face To Face に行く。
開催中のただあやの 展「隣星の虚 (となりぼしのうろ) 」を観る。
次の作品に強く惹かれるも売約済みだった。ギャラリストさんによると個展初日に売れたとのこと。初日にギャラリーに伺おうと思ったのだが、その日は前日までの人疲れで家に引き篭もることにしたのだった。初日に行けばよかった。
エントリー「ただあやの展『夜の寄る辺』展示とは無関係のたださん作品を購入する」で購入した作品画像掲載とともに記したように、自分は、数は少ないけれども作家が時折発表する、顔が分割されている作品の系列がなぜか気になる。上の作品は顔だけでなく身体も分割されていて、なぜか自分にとって強い喚起力を持って迫ってきて惹かれたのだった。
そのほかの作品群も極めて充実している。
ギャラリストさんに、うまく言語化できないけれども今回の個展は今までとは異なった質の充実があるという印象を持ったことを伝える。これまでの個展も良かったし個展を比較するのは不当ではないかと思うけれども、敢えて言えば今回の個展の作品群にはある種の飛躍のようなものがあるというか、一段と素晴らしい質がある、という印象を伝える。矢が放たれる直前の引き絞られた弓のような、潜在的な力が漲っているというか。
充実した制作環境と過程なのだろう。
休ませた感覚がまた飽和してギャラリーを出て、パートナーと合流予定のバーに向けて移動する。
ギャラリーまでとギャラリーからの道中、Steely Dan, Two Against Nature を聴く。
Coconut oil pulling、軽くストレッチと腹式呼吸、就寝。
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