日傘を差し再訪した戸塚伸也展でポストカードサイズの小品を購入し書籍が届く

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某日。

12時前に外出する。暑い。

交通機関を乗り継いで曳舟駅で下車する。エントリー「戸塚伸也個展を観て作品を購入し韓国料理を食べてウィスキーを飲む」で言及した、Token Art Centerで開催中の戸塚伸也個展「棲息」を再訪する。

ポストカードサイズの小作品を購入する。


震えるような線で区切られた部分。水彩絵具・アクリル・鉛筆・色鉛筆・ペンの繊細な使い分け。使い分けに基づく異なった絵肌を持つ色彩の配置。こうして生じる情報量の多さと画面の小ささの対比。
一見するとゆるい画面かなと感じられたりもするのだが、じっくり観ると全くそうではない。

以下の、上記エントリーでは画像掲載しなかった他の作品群も同様に繊細な画面からなっている。








上記エントリーで書いたように、自分はこの個展に最初に行ったときに以下の作品を購入していた。


タイトル: クワズイモの時間
制作: 2017年
410x320(mm)
アクリル、イラストボード、木パネル

その時は在廊していなかった作家が今日は在廊されていた。上の作品を購入済みであることをお伝えして作家とお話しする。作家も「クワズイモの時間」をとても気に入っているとのことだった。上記エントリーで書いたように、6年ほど展示を観ていること、「クワズイモの時間」を購入した経緯、などもお伝えする。

複雑な諸感情価のバランスと色彩の関係。そうした感情色彩諸関係が植物を含む風景のモチーフを通じて、あるいは生物や人物のような形象を通じて、顕れること。前者と後者の顕れの相違。ポストカードサイズで描いた作品をタブローにする試みを行ったこと。その際、線の質が変容して感じられたこと。上述の多様な画材が小さな作品でも使い分けられていることについて。油彩絵画の保存と色彩の劣化に近い変容。など。ありがとうございます。

作家は自分が本日購入した作品もとても気に入っておられた。特に、風景と謎の生き物らしきものとのバランス、及びそのバランスに照応する色彩のバランスが巧く行っていると感じているとのことだった。今回の展示でのタブロー作品のように、この小作品に関してもタブロー作品にしようかと考えておられるようで、お渡しする前に作品をスキャンしなければいけませんね、とのことだった。

個展を再訪したのは、これまでの展示歴からして次回の展示はしばらくないのではないか、今回のそれはこれまでの総決算的な意味合いがあり多くの作品はもう見る機会はないのではないか、と思い、そうであるならもう一度観たいと思ったからだった。次回展示の予定をお聞きするとやはり3年後とかそれよりも後になるかと思いますとのことだった。今回は最初に展示開催決定が、そして締切があって、それに間に合わせるように作品を描いたのではなく、作品が完成してから展示開催を決めたそうだ。締切がある場合は、締切時点までに全ての作品が間に合うわけではなく、作家にとって未完成な、その意味で見せたくない作品も展示しなければならないのだが、今回の展示は全て人に見せても良いと感じられる作品ばかりで、この展示をやって良かったと思いますとのことだった。そしてできれば次回もこのような形での展示をしたい、それが可能なのは3年後あるいはそれよりも後になる、ということで次回展示の予定の話につながる。なぜそれほど先なのかというと、作品を仕上げるのにとても時間を費やすからだ。自分が最初に購入した作品を例にとって、一つ色彩の筆を置くと手をつけずにしばらく待つんです、しばらくしたあとで画面を見て、画面として「終わってる」(ダメ) かどうかを見て、終わっていなければ置いた色彩に響き合う次の色彩の筆を置く、そしてまたしばらく待つ、ということを完成まで繰り返すそうだ。最初に置いた2つ3つの色彩が終わっていることはないけれども、それから先は置いてみないとわからないとのこと。完成までいかずに「終わってしまう」作品もあるだろう。色相だけではなく艶・光沢・マットといった絵肌。特に艶・光沢の出るアクリル絵具は一発勝負なところがあり筆を入れたあと「終わってる」ことがあるそうだ。今回購入したような小作品も制作過程は同様で完成までとても時間がかかっている。このようにして完成する作品を展示に必要な枚数揃えるのには数年必要なのだろう。政策とは別に働いておられるし。このように制作しながら作家は20年ほど作品の発表を継続している。すごいと思う。

今回の展示に関してではなく、制作全体に関する作家のステートメントが作家のサイトに記されている。

「単純にふたつのものが重なっているだけで、ふたつの間には物語が生まれます。

例えばトイレットペーパーの上にりんごが乗ると、個々に見ることとは違う予感が得られます。
 
ランダムにおかれたものたちでも、人が見た瞬間そこにストーリーを作り上げています。
 
一定時間、見たり聞いたり感じた情報の後、そういった時間が存在することに意味があったかどうかを考えることがよくありますが、僕はその情報を自分の思想、美意識に従って並べ替えようとしているようです。

対象物を自分だけが違う認識をする文字のように捉えて、意味のある物語を伝えることが、僕のやるべきことだと思っています。」

じっくりゆっくり観てギャラリーを出る。

ギャラリーは曳舟駅から徒歩10分ほど。往復20分。少し前に購入したモンベルの晴雨兼用の日傘


を差しながら歩いていた。暑すぎて日傘がないと危険。

Egberto Gismonti, Alma


 を聴きながら外出していた。

曳舟駅から交通機関を乗り継いで帰宅する。

帰宅すると2週間ちょっと前に購入しアメリカから発送されていたOrtrud Westheider, et al. (eds), Kandinsky’s Universe: Geometric Abstractions in the 20th Century (Prestel, 2025)


が届いていた。大きな作品図版が多数掲載されている。ざっと見て知らない作家の知らない作品が少なからずある。読むのが楽しみ。

6:00 起床。グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。

 

シャワー。

 

大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g260ml。飲みながら読書。


スロージョギング。腕立て伏せ15x 10セット。

 

9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、タウリンサプリ (1000mg)、ナイアシンアミド (500mg)イヌリン粉末 6g、グリシン粉末 3gを摂取。

 

ストレッチ。冷茶。


雑用、音楽。外出。


帰宅。


16:30-17:00 第二食。自炊。youtubeを見ながら。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g程度を摂取。ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)


休憩。雑用。音楽。youtube。


マグネシウム (にがり顆粒 2gを摂取。

 

Coconut oil pulling、軽くストレッチと腹式呼吸、就寝。

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