宇佐美圭司の銅版画が届き、低糖質坦々麺風を作る

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某日。

1週間ほど前にオンライン古書店で購入した宇佐美圭司銅版画が届く。正確には家には数日前に届いていたのだが、その間自分は家を空けていたので自分に届いたのが本日、ということになる。


手彩色銅版画 (エッチング)
400x320(mm) シート
エディション: A.P
雁皮刷
直筆サイン

この版画は辻井喬『詩集 群青、わが黙示』限定100部 (南天子画廊刊、1995) を構成する重要な部分として制作されたもので、単体としては販売されていない。

宇佐美圭司の銅版画というのは珍しいのではないかと思う。シルクスクリーンやリトグラフは目にすることが多いけれども。さらに今回購入した版画は、シワやヤケなど一切ない新品同様の美品。見た瞬間に、良い!と感じ、この版画が目的で辻井喬『詩集 群青、わが黙示』限定100部 (南天子画廊刊、1995) を購入した。書籍の方も、二重函含めほぼ新品同様の美品で、正誤表含め、欠けているものがない完全な状態。

残念ながら詩集の方はあまり関心も味わう能力もないのだが、取り敢えず家に置いておくことにする。

あるいは、版画には関心がないけれども詩集は入手したい人がいるかもしれないことを考えて、版画を抜けたことを伝えた上で古書店に買い取ってもらった方が良いだろうか。(追記。買い取っていただきました。)

UVカットのA3サイズ用アクリルフレームに入れて部屋に設置する。また部屋の密度が高まった。


宇佐美作品は画像左端中央より下。その右斜め下の大きめの正方形の作品は、エントリー「購入した高島進さんの作品が届き、ジョニ・ミッチェルの復活を知る」で言及した高島進作品。高島作品の上、本棚の区切りで指すと上段2段目・左から2つ目の区切り、に小さく見える並置された2作品は、エントリー「西荻窪で15周年記念展を観て平野充作品を受け取る」などで言及した平野充2作品。

金銭的せカンダリーマーケット価値はないけれども自分にとってはとても大切な作品群。

エディションのA.PとはArtist Proofの略 (フランス語ではE. A = Epreuve d'artisteの略) で、このサイトによれば「かつては作家が最終的な刷りに入る前の「校正刷り」のことを指していたが、現在では限定部数 (エディション)以外に、作家の権利として保有する一定数の版画のことをいう。」「慣例としては全部数の5~10パーセント内におさめられている。」

作家はA.P 版を手元に置いておくこともあれば、エディションの代わりに親しい人に贈ることもあるようだ。

今回購入した限定部数詩集は親しい人に贈られたものだったのだろうか。絶版・版元品切れの詩集がどのように古書で販売されるようになったのか、その来歴はわからない。

最近では2021年から2022年にかけて行われていた「三鷹市美術ギャラリー 収蔵作品展 II」で、宇佐美圭司作品14点を見ている。素晴らしかった記憶がある。

栃木県足利市にある artspace & café で「宇佐美圭司ドローイング展III」が行われている。リンク先の作品画像を見る限り素晴らしい展示で行きたいところだけれども、酷暑の中遠すぎて残念ながら断念する。

宇佐美圭司が著した書籍を2冊持っている。

1冊は「20世紀美術」(岩波新書, 1994)


もう1冊は「絵画論―描くことの復権」(筑摩書房, 1980)


図録は「宇佐美圭司 絵画宇宙」を持っている。


他は、ART TRACE PRESS 02所収の、亡くなる少し前の宇佐美圭司インタヴューを読んだ程度だろうか。


Aldo Ciccolini, Satie Piano Works (disk 1) を聴きながら、宇佐美圭司作品を取り出し、観て、設置する。


6:30 起床。

グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。

シャワー。

大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら作業。

ゆっくり腕立て伏せ10回x 7セット、合計70回。

9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ6錠、イヌリン粉末 5g、グリシン粉末 3gを摂取。

ストレッチ。

読書、音楽、作業。

15:30-16:00 第二食。自炊。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g) を摂取。

マグネシウム (にがり顆粒 1g) を摂取。

パートナーの晩御飯として、低糖質麺を使った坦々麺風のものを作る。

火にかけて香りを出した味噌とすりごまを、冷えた有機豆乳に混ぜる。カイエンペッパーも少々。かいわれ大根とトマトを切る。鶏肉を、ごま油・生姜・豆板醤・豆豉で炒め、加工食品だけれどもオイスターソースをほんの少し加えてさらに炒める。

低糖質麺を水洗いしてよく水気を切って器に入れ、味噌豆乳を加える。野菜と鶏肉は別皿に盛る。


エントリー「グルダのモーツァルトをかけて仕事と読書をして糖質ゼロ麺坦々麺風を作る」で記したように、低糖質麺の坦々麺風は以前にも作っている。ただ前回は温かい坦々麺にしようと豆乳を沸騰直前まで温めてしまい、タンパク質が熱変性しカルボナーラのようになってしまった。今回は冷製でちゃんと豆乳スープになっていた。

Coconut oil pulling、軽くストレッチと腹式呼吸、就寝。
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