qp個展で購入した作品が届く
(
某日。
エントリー「花を巡る1日: 高田馬場でqp個展を観て作品を購入する」で記したように、qp個展にて2作品を購入した。購入時にすでに売約済み作品がいくつもあったとはいえ、まだ購入可能な作品が多くあり、しかもどの作品も魅力的な中で、2作品購入したのだった。
その2作品が本日届く。
水彩、紙
160x120 (mm)
水彩、紙
144x125 (mm)
制作に筆を使用していない。上記エントリーでも記したことを改めて感じる。上2点に限らず、優しい色彩・図形の配置・小さなサイズということで、観ると一瞬心が和む気がする作品群ではある。観ているとしかし、各水滴のサイズ・紙の傾きによるその形態の変形可能性・湿度による乾き具合の違いで生じるであろう制御の難しい微妙な色彩のむら、が画面にもたらす持続する緊張感が漲っているように感じられてくる。和んでいる場合ではなくなる。
色彩の良さは共通している。また、自分はWolsやパウル・クレーの小さなサイズの水彩作品も好んで見ているから、そもそも好みの作品系列なのだろう。
直感の判断でこの2枚を購入した。敢えて後から言語化すると以下のようになるだろうか。
1枚目の作品は、完成しているがすぐにも未完成に解けて行きそうなところを堪えている。あるいは手を加えれば全く別の完成態が実現する、そういう動的な実現可能性をいくつも孕んでいる。そのように自分には感じられる緊張感に惹かれる。
2枚目の作品は、自分が高密度な画面を好む傾向があるのに加えて、もうこれ以上手を加えることができない静かな緊張感のある完成態だと感じられる。
2作品の間にはこうした緊張感の対比がある一方で、色彩の流れとしては左側のオレンジ・黄色系からブルー・紫系に移行していくという共通点がある。
2枚目の作品を1枚目と合わせると、対比と共通点から、1+1が2以上になるようなペアになると、直感的に判断したのだろう。
今回の作家とは異なるが、以前にも1+1が2以上になるという感覚で同じ作家の2作品を購入したことがある。平野充さんの2作品。これらについてはエントリー「平野充作品を購入、お客さまが宿泊」「西荻窪で15周年記念展を観て平野充作品を受け取る」で画像と共に言及している。
湿度と紫外線のことを考えて、UVカットのアクリルフレームに入れる。
映り込みが酷く正面から撮影できないけれども画像
展示作品群の画像を原寸大で掲載した作品集が出ている。作家が自身のtwitterで、「初夏の花」と名付けられた花を、作品集所収の上記2枚目の作品画像の上に置いて撮影・掲載している。twitterが不安定でアクセスできなくなることがあるかもしれないので、その画像を転載する。
(追記。作家のインスタグラムに同画像が掲載されていた。)
・1日1枚ほどのペースで描いており、絵を用いた日記のような意味があること
・今までの画家のほとんどが制作年のみを記していることへの応答のような意味があり、月日まで記録しても面白いのではと思ったこと
・そもそも記録するのが好きという自分の性質があること
・「絵のタイトル問題というのは確かにあって、絵自体も面白くあれと思っていますが、作者の操作可能な部分であるタイトルの付け方も面白くあれと思っている節があ」ること
を挙げている。
額に入れる前に作品をゆっくりじっくり観て、画像を何枚も撮影し、額に入れてまたじっくり観て、画像を撮影する。今日はこの2作品と長い時間を過ごす。
Lars Danielsson & Paolo Fresu, Summerwind を聴きながらこれを書く。
グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。
シャワー。
作業。もう1杯水を飲む。ストレッチ。
9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ6錠、イヌリン粉末 5g、グリシン粉末 3gを摂取。
作業。作品が届く。
大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。
15:30-16:00 第二食。自炊。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g) を摂取。
ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)。作業、読書、音楽、YouTube鑑賞。
マグネシウム (にがり顆粒 1g) を摂取。
Coconut oil pulling、軽くストレッチと腹式呼吸、就寝。
)
コメント
コメントを投稿