平松麻個展を代官山で観る

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某日。


Talion Gallery を出て雑司ヶ谷駅に向かう。

副都心線から東横線直通の電車で代官山駅まで行く。

代官山駅から歩いてLoko Gallery に向かう。

開催中の平松麻個展「脈脈」を観る。









版画も展示されている。



平松麻作品はこのLoko Gallery での過去の展示も含めて数回観ている。またエントリー「函館旅行に行く: 2日目その1」で記したように、旅行先で偶然平松作品に出会ったり、「平松麻作品集が届き、頂戴した柿を食べ、料理を作る」で言及した、マッチ箱作品集zineを所有している。

2019年にLoko Gallery で開催された展示「種まきの地図」で展示されていた次の作品


が観た時から気になっていた。その時は購入しなかった。何となく、この作品が自分の時空間に来るのはまだ早い、となぜか感じたからだった。数年経って、何となく、お迎えするのに相応しい時期が来たと、なぜか感じたので、作家に直接購入可能かどうか問い合わせたのだった。

結論から言うと非売で購入不可能だった。自分が展示に行った時には作品は購入可能で売れていなかったと記憶している。

展示の終わる頃に、あるきっかけがあって自分の手元にしばらく置いておきたいと思う作品になったので、購入頂けないのです、ピンポイントでこの作品を問い合わせてくださってとても嬉しいです、との返信だった。

自分が今は時期ではないと感じて購入しなかったこと、作家が自分の手元に置いておきたいと思うようになったこと、から、これが現時点でこの作品の然るべき在り方なのだろう。作家が手放しても良いと思った時には購入したいという気持ちが残ってはいるものの。

今回、会場では、ジョナサン・スウィフトの長編『ガリバー旅行記』の物語を彩った挿画に描き下ろしと加筆作品を加えた、画家・平松麻さんのアートブック「Travelogue G」も販売していた。試し読み用の1冊を観る。購入するか迷うも今日は購入せず。


Maurizio Pollini, Schoenberg/Webern を聴いていた。


ギャラリーを出る。
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