公的機関でセミナーに出席し、福田笑子さん作品を受け取り設置する

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某日。

午前中に公的機関で2時間にわたるセミナーに出席する予定がありそれに向けて出発する。エントリー「1/1/2024 新生活が始まり門出に絵画作品を頂戴する」で記した新生活に関連する手続きの一環。

交通機関を乗り継いで現場に到着する。参加人数上限まで参加者がいて満席だった。制度についての一般的説明に続き、幾つかの組織の方によって、それぞれの組織が具体的に提供している内容の説明がなされる。興味深く聞く。結局2時間弱で無事終了。2週間後にまた来なければならない。

すぐに帰路に着く。エントリー「友人とランチを食べたあと福田笑子個展を観て作品購入を決める」 で言及している、自分が先日購入した福田笑子作品が、作家の迅速丁寧な手続きによって今日の午後、時間指定配送で到着予定だからだ。

指定した時間帯よりも30分早く宅配業者が来る。早めに帰宅してよかった。もちろん向こうが勝手に早く来ただけだから、こちらで再配達手続きをすることなく指定した時間帯にもう1度配達に来たのだろうけれども。

作品取扱時に嵌めるコットンの手袋を装着して作品を取り出す。

早速設置して撮影する。

作品画像。


モノクロで


タイトル: 「輪郭をなぞる VII」(2022)
W320 x D320 x H470 (mm)
苧麻、漆、合成樹脂

漆の部分は、富山の漆の伝統工芸士で2023年に「現代の名工」に選出された斉藤慎二さんとのコラボレーション。福田笑子さんとのコラボレーションの様子はこちらの記事で読むことができる。同記事には今回自分が購入した作品の画像が掲載されている。

2023 年1 月 ヒルサイドフォーラム(東京)
2023 年 2 ~3 月 富山県美術館(富山)

での出展作品だったようだ。

自宅別室での撮影画像。さまざまな角度から、モノクロ、影の画像も含めて。








上記エントリーで述べたように、在廊していた作家さん見せて下さった作品ポートフォリオから、自分にとって1番だと感じる作品。作家自身にとってもこれまでの作品で1番気に入っているとのことだった。

購入するにあたって問題はどのように自宅に設置するかだった。この作品は天井から吊るして設置する作品。この形態で360度上下から見ることが想定されている。棚や床に設置すると下から見えないのみならず、それほど重くはないけれども作品自身の重みでその形態が変形してしまう。

ホワイトキューブ的な小さな部屋にこの作品だけを天井から吊るすのが最良なのかもしれないが、今の自宅では無理だった。絵画を含むさまざまな芸術作品がみっしりと設置されている部屋の天井から吊るすしかない。この作品にとって最良の設置環境とは思えなかった。他方で、自分にとって1番良いと感じる作品を差し置いて、作家の他の作品群で棚や床に設置することを想定しているものから1点購入するというのは、どちらの作品にも失礼で結局後悔すると思った。作家にもこうした考えを伝えた。

ということで本作品を購入したのだった。

結局、設置空間はこのようになった。


作品の背後にある青い絵画作品は矢野静明さんによる水彩+木炭のもの。

ヒシヒシと背後から迫ってくる深みのある青色の前に設置すると、重力の拘束から逃れてあたかも宇宙空間あるいは深海にぽっかりと浮かんでいるかのようなイメージを喚起しうる。また作品の線が際立つ。こうした理由からこのように設置した。

作品についてのざっとした印象を。言語化するのは野暮なのだろうけれども。

まず、糸・漆・プラスティックといった素材と、線・面・立体といった造形単位の組み合わせが素晴らしく、さまざまな角度と距離から観ていて全く見飽きない。背後から作品を観ることのできるスペースを確保してこのように設置している。

次に、自分はこの作品から、外部に広がってあるいは逃れていこうとする諸力が、広がらずもしくは逃れずに、内部に弾ける寸前にまで折り畳まれ圧縮されているような感覚を受け取る。個人的に非常に好きな感覚。

今度は、こうした諸力が外部の表面を歪めているような感覚がある。

こうした諸力のおかげで作品は極めて強い喚起力を持っているように感じる。観る角度次第でさまざまな具体的イメージを喚起する。深海の巻き貝とクラゲの融合体のようなある種の見たことのない有機体、心臓、タンパク質の立体構造、歪められた顔あるいはマスク、など。どのイメージが喚起されたとしても、同時に上述した素材と造形単位の組み合わせの妙が伴っている。

素晴らしい作品。

作家に、上述の設置理由と作品の印象を、設置風景画像を添付しつつ、メールでお伝えする。

エントリー「公的機関での用事を済ませ、ただあやのさん作品を受け取る」でも記したように、作品を購入した側としては、このように設置し鑑賞していますと、作品を大切に思い扱っていることを作家に少しでもお伝えできればと思っている。

作家は非常に嬉んで下さる。こちらも嬉しい。

オリエ・アートギャラリーでの展示について作家自身が記した文章の中で、今回自分が購入した作品シリーズに関し、技法と素材の特性に沿った誠実明晰かつ興味深い記述を読むことができる。

この作品の、ではないが使用している素材と制作の様子の一端は作家のインスタグラム上に掲載されている短い動画で見ることができる。

6:00起床。NY市場終値をチェック。

 

グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。

 

シャワー。

 

大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g260ml。ココナッツオイルを入れる。

腕立て伏せ10x 10セット。

 

9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、を摂取。

ストレッチ。ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)。バナナ1本、マカダミアナッツ少々。


外出。帰宅。


14:30-15:00 第二食。自炊。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g程度を摂取。


作品到着、設置、撮影、鑑賞。


音楽をかけながら。


Joe Lovano & Marcin Wasilewski Trio live | Leverkusener Jazztage 2022


など。


雑用。


マグネシウム (にがり顆粒 2gを摂取。

 

Coconut oil pulling、軽くストレッチと腹式呼吸、就寝。

)


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