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某日。
終日在宅の日。
午後読書をしていると家のインターホンが鳴る。出ると村橋さん作品の配達だった。エントリー「村橋貴博展を目白台で観て作品を購入する」で記した、購入作品。購入時、作品を送るのは会期終了後から2、3週間後になりそうですと作家から伺っていたが、それよりも全然早く到着したのだった。嬉しい。
作品を扱う時用の白いコットンの手袋を装着して作品を取り出して撮影する。
展示での正面を作品の正面とする。
正面
やや前屈みの姿勢を取り腕らしきもので何かを抱えているような。
素材: 木片
作品名を記したタグが付属している
Zeamays rectirama 直線の枝コーン
Zeamays はコーンの学術名。コーンを形どった木製の玩具のようなものの部分が作品下部に使用されている。そういうわけでコーンなのだろう。"rect"はラテン語で「まっすぐ」「正しい」などの意味。英語のcorrect、rectifyなどに含まれている。"rama"はラテン語の「枝 ramus; 複数形rami」由来のものだろう。英語で予期しない結果・影響を意味する"ramification"という語は、枝分かれ・分岐も意味する。
これで所蔵する村橋作品は2点目。
2点並置して撮影
どちらも流木の絶妙なフォルムが活かされている。今回の作品は単体でも惹かれたのだけれども所蔵済みの作品とも調和すると思っていた。良い感じ。
冒頭のリンク先記事で書いたように、今回の作品を展示で見た時に、修行を極めつつある菩薩的な人の型が穏やかに祈っているような感じを受け、自分が持っている無著世親立像を思い出したのだった。
ということで無著世親立像と一緒に撮影
イスムISUMUによる「無著世親像」。ポリストーン、高さ182mm。
今回自分が購入した作品は「Marble Plants Sculpture」という、「彫刻」に「植物」のような要素を加えた立体作品シリーズの1点。これと異なる立体作品シリーズに「Dorothy Sculpture ドロシー彫刻」と呼ばれているものがある。自分はこのシリーズの作品集 DOROTHY SCULPTURE (Guse Ars, 2022)

を持っている。見開きに
"Dorothy sculptures are spiritual, magical and ritual, but sometimes just playthings.
They are personifications of stars, waters, soils, animals, plants and all things in the real world."「ドロシー彫刻はスピリチュアルであり、魔術的であり儀式であり、時には単なる遊び道具でもある。ドロシー彫刻は、星、水、土壌、動物、植物、そして現実世界のあらゆるものを擬人化したものである」と記されている。
「DOROTHY(ドロシー)という言葉は、doll(人形)の語源となったとも言われ、ギリシャ語のdorothea(doron「贈り物」+ theos「神」)がその由来」とのこと。
Dorothy Sculputre 作品群もとても良いのだけれど、その多くは自宅に設置して毎日接するには遊びの要素よりも精神的要素の方が「強く」「重い」感じが、自分にはしていた。Marble Plants Sculpure シリーズは、自宅に設置して毎日接するのに最適な、心を軽やかにする要素と精神的な重量感のバランスがある作品が多いように自分には感じられるのだった。自宅に設置してある精神的要素の強い他の作品群との兼ね合いも考慮している。
さて、今回購入した作品は、木を材料としたコーンの既製品を部分として使用しているのでMarble Plantsシリーズとして扱われているのだが、上述のような特徴を持つドロシー彫刻の系列に近い。上掲作品集所収、購入作品と同じような流木片が用いられている Regina Sabaというタイトルの作品
と同系列のそれとして展示されても違和感はない。コーンが用いられていることによって、購入作品にはDorothy系列の精神的要素に少しばかりのユーモアが加わっている。Marble PlantsとDorothyの中間で絶妙なバランスを保っているように感じる作品。
自分が先に所蔵していた、上掲の村橋貴博2作品を一緒に撮影した画像中左側の作品は、流木片の形状を活かした鳥モチーフのMarble Plantsシリーズ作品。鳥モチーフが世界各地の神話・芸術・文化に見られることを考慮すると、Dorothy系列の精神的要素を兼ね備えているとも言える。この作品もMarble PlantsとDorothyの中間で絶妙なバランスを保っている感じだ。そしてこの作品もDorothy Sculputure作品集に同じ系列の作品を見出すことができる。Volatusと名付けられたこちらの作品
同じような流木片、突き出た手のような木片とその先端にある球状の木片。"Volatus" はラテン語で「飛行」「空の旅」などを意味するから鳥の要素が入っているのだろう。違いは顔と足の部分が擬人化されていること。
そもそもMarble PlantsシリーズとDorothyシリーズの間には明確な境界線はないのだろう。
作家からのthank you cardが同封されていた。
Avishai Cohen Trio, Shifting Sands
をかけながら撮影していた。
設置場所に移動し、画像のように2作品を並置して設置する。無著世親立像を設置されていた場所に戻す。
また一歩、佳い部屋、精神の避難・休息・涵養所、になった。
書籍が増えてきた。最近買った書籍だけでも、アイヌ文様の書籍、ルーシー・リー&ハンス・コパー本、ぼろ襤褸の本、ヒルマ・アフ・クリントの図録、格安で購入した美術書籍、全て大判でスペースを取る。本棚の前面に出ている、奥にしまっても良さそうな書籍群を奥に入れ前面に空きスペースを作り増えた書籍を本棚に収納する。奥に押し込んだだけで根本的な解決にはなっていないのだが。
そろそろ寝る準備しようと思ったら、パートナーから電話がある。今日、パートナーはパートナーの長年の友人とディナーを食べていた。ディナーの場所から移動して友人とバーで飲んでいるので一緒にどうですか、とのこと。パートナーと自分の自宅から最寄駅のうちの1つから近いバー。行くのには苦労しない。そろそろ寝る予定だったのを急遽変更して合流し飲むことにする。
そのバーでパートナーの友人の帰宅最終電車近くの時間まで飲む。自分が美術品を購入して家に設置していることを、パートナーがその友人に自分の紹介がてら話す。どのような作品を買うんですかと聞かれる。たくさんの画像を見せるのは大変なので、設置風景画像を数枚その友人にお見せする。バーの店主さんにも。こういう空間で過ごすのはどんな感じですか、と聞かれる。上述のように「精神の、心の、避難所、休息所、涵養所、という感じですかね。外にいると、社会の中にいると、いろいろ疲弊・摩耗しますから」と答える。友人とバーの店主さんは「心の避難所」というフレーズが気に入ったらしい。
パートナーと一緒に友人が電車に乗るのを見送り、パートナーと自分は反対方面の電車に乗る。一駅移動してもう一軒行くというので付き合う。遅くまで飲んで帰宅。友人との食事と飲み、楽しかったようで何より。
6:30 起床。
NY市場終値をチェック。
グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。
シャワー。
大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら読書。
スロージョギング。腕立て伏せ15回x 10セット。
9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、タウリンサプリ (1000mg)、ナイアシンアミド (500mg)、イヌリン粉末 6g、グリシン粉末 3gを摂取。
ストレッチ。ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)。
雑用、音楽、読書。
自宅に設置してある絵画、織物、器、立体作品を観て諸感覚にリズムと調和を与える。
休憩。読書。作品到着。
15:30-16:00 第二食。自炊。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g程度) を摂取。
作品撮影・設置・鑑賞。
音楽、読書、youtube。
マグネシウム (にがり顆粒 2g) を摂取。
急遽外出。帰宅。
就寝。
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