書籍を読み、豚汁を作り、書籍を買う1日
(
某日。
久しぶりに1日在宅。人疲れからの恢復を図る。
音楽を聴きながら書籍を読む。
Avishai Cohen, Colors などをかける。
Mahzarin R. Banaji, Susan A. Goldman, et al. (eds), Navigating the Social World: What Infants, Children, and Other Species Can Teach Us (Social Cognition and Social Neuroscience) (Oxford University Press, 2013)
3.10 Preschoolers Are Selective World Learners
3.11 Culture-Gene Coevolutionary Theory and Children's Selective Social Learning
3.12 How Causal Learning Helps Us Understand Other People and How Other People Help Us Learn About Causes
3.13 How Children Learn From And About People
3.14 Children Learn From And About Variability Between People
を読む。
自宅に設置してある絵画、織物、器、織物、立体作品、をゆっくりじっくり見て諸感覚にリズムと調和を与える。
隣のスーパーマーケットで買い物。
パートナー用の豚汁を大量に作る。4日分はある。鍋に多めのごま油を入れカイエンヌペッパーを一振りして熱する。豚バラスライス、人参と大根の短冊切り、削ぐように剥いた牛蒡、を炒める。水、しめじ、長ネギ、こんにゃく、油揚げを適量入れて煮る。みりんとだし醤油を少しだけ加えてさらに煮たらとりあえず出来上がり。味噌はまだ入っていない。それとは別に、さつまいもを2センチ程度の大きさに切りレンジで火を通す。にんじんとごぼうが余ったので黒酢すりごまで味付けたきんぴら風のものを副菜で作る。
パートナーが食べるときに食べる分だけ豚汁を小鍋入れて温め、好みの量の手作り味噌を溶かし最後にさつまいもを加えてもらったら出来上がり。大量に作るので、最初に味噌を入れると2杯目以降は味噌の香りがすでに飛んでいる状態になる。さつまいもは徐々に崩壊して溶け出してしまう。そう言うわけでこのような食べ方にしている。
美味しく食べてもらう。良かった。
読書を続ける。千葉成夫「増補 現代美術逸脱史 1945~1985」(ちくま学芸文庫, 2021) を読み始める。面白い。
最初に東野芳名、針生一郎、宮川淳という、今では読む人が少ないであろう美術批評家の文章が詳細に検討される。中原佑介は論じられていない。この文脈ではあまり関連性がなかったのだろうか。増補版前のオリジナル版が出版された1986年当時はこのような美術批評文にまだある程度影響力があり、読者の前提知識としてもあったのだろう。
書籍を2冊購入する。
1冊は、Gabor Maté, The Myth of Normal: Trauma, Illness, and Healing in a Toxic Culture (Avery, 2022)
自分はこの著者が言う意味ではおそらくそこまでは病んでいないだろうと思う。SNSなどを含め社会的なことからはできるだけ距離を取る。必要最小限かつ充実した人間関係を保つ。自由時間は最大化されている、あるいは外部による時間的拘束は最小限になっている。私的空間は現在の制約下で可能な、自分にとっては最上の質のものとなっている。他人にとってはどうでもいい空間だろうけれども。主観的に精神的状態は良い。体調も極めて良好。ファストフードどころか調味料を含む加工食品もほぼ完全に絶ち自炊している。適度に運動をし睡眠の質も良い。
自分に課された自分では変えようのない諸制約があり、それらを超えた欲望を持てない・持つことを諦めた上で、ということではある。ただ、その諦念と自分の人生との折り合いをつけることが今のところできている。その諦念が生み出す妬み嫉み僻み恨みの感情が自分を圧倒することがないような仕方で。あるいはそれらの感情が自分を誤魔化して、自分が諦めざるを得なかったに過ぎない欲望をその欲望自体が悪いから自分は持たないのだという思い込む自己欺瞞と自己正当化に陥らないような仕方で。
それでも同時代一般傾向の診断として極めて興味深い書籍で学ぶことが多く説得力がありそう。575ページと長い。
もう1冊は、Robert Sapolsky, Determined: Life Without Free Will (Penguin Press, 2023).
同著者による、800ページの長さの前著 Behave: The Biology of Humans at Our Best and Worst (Penguin Press, 2017) は素晴らしかった。その続編ということで購入。前著では、科学的証拠と観点から、科学者の中ではほぼ意見の一致をみている「自由意志は存在しない」(存在するよりも存在しない可能性の方が極めて高い、科学的証拠の積み重ねによって、存在する余地が日に日に小さくなっている、など)という事態を詳細に膨大な参考文献を伴って論じていた。ただ、自由意志の非存在が社会規範や人の生について持つ含意については1章費やされているだけだった。新著ではこれらの含意を詳細に展開していると思われる。自分の生においても社会関係においても自由意志は根拠なく前提とされているが、科学的にはこの前提は正しいよりは誤りである可能性のほうが極めて高い。真理を重んじるのであればこの事実に真正面から立ち向かうほかない、というのが著者の立場で、真正面から立ち向かったのだろう。タイトルが示す通り。読むのが楽しみ。
科学的分析による人間の実像と、それが持つ社会・人の生への含意については、エントリー「再読 David Eagleman, Incognito あなたの知らない脳」「アダム・スウィフト「政治哲学への招待」を読む」「チャールズ・ラーモア『政治哲学とはなにか?』を読む」「『「社会正義」はいつも正しい: 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』を読む」でも記している。
音楽、読書、書籍探索、美術品鑑賞、料理、最低限の社会的生活、という良い1日だった。
5:30 起床。
NY市場終値をチェック。
グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。
シャワー。
大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら読書。
スロージョギング。
9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、イヌリン粉末 6g、グリシン粉末 3gを摂取。
ストレッチ。ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)。
15:30-16:00 第二食。自炊。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g程度) を摂取。
マグネシウム (にがり顆粒 2g) を摂取。
Coconut oil pulling、軽くストレッチと腹式呼吸、就寝。





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