たまプラーザのギャラリーでプレゼントを買う

( 某日。 中学1年生の姪へのプレゼントを購入する。鉱石とガラスのネックレス (あるいはチョーカー)。 用事があり何度かあざみ野を訪れている。今日もあざみ野に行き40分ほどで用事を終える。 帰路、普段乗車しない田園都市線沿いでアートギャラリー検索をすると、隣のたまプラーザ駅近にある Gallery きのわ が表示された。近いこともあり行ってみることにする。 硅砂組〔田上惠美子+田上拓〕 個展「ガラスと石と」~アクセサリーを中心に~ という展示だった。初めて目にするギャラリー名と作家名。 姪へのプレゼントに良さそうだと思いながら作品群を拝見する。 田上惠美子さんが在廊され素材や制作について説明して下さる。 作品に使用する鉱石片は、ご自身で鉱山などに出向き気に入って拾ったものだけであること。鉱石とガラスと接着させるために、経年変化で黄ばむことがない特別な接着剤を使用していること。光と質感のためレジンを使わずにガラスを使うこと。接着させたものを切り出してレースを通すための穴を開けること。息子でレンズの改造などを手掛ける田上拓さんが、鉱石とガラスが滑らかに繋がるように徹底して研磨すること。 など。 数あるネックレスからこれだと思ったものを選ぶ。 この作品に使用されている石についての作家からの情報: 種類: おそらくミグマタイト (混成岩) 採集地: 神武鉱山(広島県三原市宗郷) 採集日: 2022年11月4日 田上拓さんも採集に同行された由。 レース部分は細い手作りのワイヤーが複数束ねられたもの。オプションで異なる長さ、またワイヤーの数を減らした細いもの、に変更あるいは追加注文することが可能なのでいつでも仰ってください、とのこと。ありがたい。姪に、レース部分の長さと太さを変えることで違った印象をもたらす身に付け方ができるようですよ、と伝えよう。 (追記。後日、姪に渡す。喜んでくれたようで良かった。) Gallery きのわは長年奈良で活動されたのち、昨年よりたまプラーザに移転した由。ひと月のうち数日だけ展示で開けているとのこと。田上惠美子+田上拓のユニットとは奈良時代から展示し長いお付き合いということで、昨年に引き続き展示が行われていた。展示日程といい展示作家といい、プレゼント購入にとって幸運な巡り合わせだった。 なお、調べてみ...