進化論的観点による宗教の書籍を読了しアイヌ文様の書籍を購入する
(
某日。
終日在宅の日。
Robin Dunbar, How Religon Evolved: And Why It Endures (Pelican, 2022)
Robin Dunbar による多数の著作の中で読んだことがあったのは
Human Evolution: Our Brains and Behavior (Oxford University Press, 2016)
調べると日本語訳が出ている。
「宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか 」(白揚社、2023)
またしても日本語タイトルが原著のそれを反映していない書籍になっている。「起源」「<神>」「必要」という語は原題にはない。原題は動詞句だけれども邦題は名詞句。何よりも著者は進化論的枠組みで論じているからこそタイトルに"evolved"が入っているのにその語が邦題には反映されていない。内容的にも宗教の「起源」が中心に論じられているわけではない。中心は進化論的な宗教の機能と、その脳構造的・脳神経学的・神経伝達物質的な物理的基盤の話だ。そんなことは訳者も出版社もわかっているのだから、原題を反映しない邦題にするのにはとても大事な理由があるのだろう。訳者後書で触れられているのかもしれない。日本語版を読まないのでわからないけれども。
邦訳タイトルの問題については例えばエントリー「書籍を3冊購入しブラジル音楽を聴く」「書籍を読み美味しいコーヒーを飲み料理を作る」「書籍を読了し読み始め痛みについての書籍を購入し料理を作る」などでも言及している。原題を忠実に訳さないというのはよくあることのようだ。著者は色々考えて原題をつけると思うのだが。
登録しているnostosブックスさんからの新着古書情報メールで2006年に開催されたアイヌ文様展の図録が入荷しているのを知る。購入する。パートナーも自分も生活に根ざしたアイヌの文様・布・衣装が好きなので。
「アイヌ文様の美 線のいのち、息づくかたち」(北九州市立いのちのたび博物館、2006)
nostosブックスでは以前「アイヌ絵集成」(番町書房、1973) も購入している。調べると3年前のことだ。
農業経済学者、歴史学者の高倉新一郎編纂によるアイヌ絵集で特徴的な文様の衣装や民具、生活様式を記録した絵画が多数収録されている。装丁は杉浦康平によるもので函・図録巻・解説巻と全て美しい。
限定1000部発行で、自分が持っているのは0246番。
アイヌの文様・衣装に関してはエントリー「函館旅行に行く: 3日目」「札幌・小樽旅行 (7) 偶然アイヌタペストリーなどのアイヌアートを観て札幌を発つ」で記している。
自分が美術系古書を購入するお店について、エントリー「ロバート・ラウシェンバーグ作品集が届き、利用する美術書籍書店情報をまとめる」「書籍を読みジョルジュ・ド・ラ・トゥール作品集を初めての古書店で購入する」で記している。nostosブックスは購入頻度の高いお店。
Aldo Ciccolini, Satie Piano Works
6:00 起床。NY市場終値をチェック。
グラス一杯の水を飲んで柱サボテンとボトルツリーをヴェランダに出す。
シャワー。
大きめのカップに珈琲を淹れる。オーガニック豆 20g、260ml。飲みながら読書。
スロージョギング。腕立て伏せ15回x 10セット。
9:00-9:30 第一食。自炊。マグネシウム (にがり顆粒 2g)、ビタミンB (Dear-Natura Mix)、ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g)、ビタミンD3 (Health Thru Nutrition 10,000Iu)、亜鉛 (Dear-Natura, 14mg)、ルテイン、ゼアキサンチン、コリンサプリ、タウリンサプリ (1000mg)、ナイアシンアミド (500mg)、イヌリン粉末 6g、グリシン粉末 3gを摂取。
ストレッチ。ホットココア (オーガニック、非アルカリ処理)。
音楽、読書、雑用、休憩。
自宅に設置してある絵画、織物、器、立体作品を観て諸感覚にリズムと調和を与える。
15:30-16:00 第二食。自炊。ビタミンC (L-アスコルビン酸 1.5g程度) を摂取。
雑用、読書、youtube。
オーガニック生姜粉末を溶いた熱い生姜湯を飲む。
マグネシウム (にがり顆粒 2g) を摂取。
Coconut oil pulling、軽くストレッチと腹式呼吸、就寝。
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